平成25年1月12日（土）、掛川市中央図書館にて、「親子で絵本の楽しさ・大切さを知り、学習会を開催することで読み聞かせのきっかけを作り、読み聞かせが親子のふれあいの時間になるようにする。」ことを目的とした『読み聞かせを１００倍楽しむ会』が開かれました。

　当日は、図書館活動グループ「よみきかせ会ひまわり」の方々が、講師を務めてくださいました。たくさんの親子が参加し、子どもたちは前方のカーペットに座り、それを囲んで大人たちは後方の椅子席で、『パネルシアター』『大型絵本』『エプロンシアター』『大型紙芝居』など、バラエティーに富んだ読み聞かせを楽しみました。

　部屋の照明を少し暗くしたり、合間に手遊びを教えてくれたり、子どもの集中力がとぎれることがないように工夫をしながら会を進めてくれました。
　また、絵本の選び方や子どもが好む本についてのお話を聞くこともできました。
　
・子どもは、優しい色調の絵本を好む。
・子どもは、音や様子を表す同じ言葉の繰り返しが好きである。
・絵を楽しむ。表紙とカバーが同じようで、違っていたり、よく見ると発見がある。
・読み聞かせは、子どもの集中力や好奇心を育てる。
・話の結末がいつもハッピーエンドではなく、きちんと書かれている絵本を薦める。
・絵本選びの力をつけるには、まず、お薦めの絵本を１０冊読んでみよう！

　読み聞かせ講座の記念になるようにと、役員さんがオリジナルメダルをたくさん用意してくれました。子どもたちは大喜びで、そのメダルをいただいて帰りました。手作りの温かさが伝わってきました。