NPOプレゼント講座2012新着トピック - 掛川市地域SNS「e-じゃん掛川」
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NPOプレゼント講座2012新着トピック - 掛川市地域SNS「e-じゃん掛川」
ja
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2024-03-28T19:43:39+09:00
2024-03-28T19:43:39+09:00
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【第4回レポート】地域課題解決のロールモデルを考える
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2013-01-31T14:15:44+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
前回までの3回の講座を踏まえ、第4回は地域課題解決のロールモデルを考えます。<br />当日の講座の様子をレポートします。<br /><br /><strong>①ミニレクチャー「市民活動による地域課題の解決」</strong><br /><strong>講師 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏</strong><br /><br /><a href="/img/image/bbs_data/i/92203_621043_1359609095.jpg" target="_blank"><img src="/img/image/bbs_data/v_200x200/92203_621043_1359609095.jpg" border="0" title="mceItemFile92203_621043_1359609095.jpg"></a> <a href="/img/i...
当日の講座の様子をレポートします。
①ミニレクチャー「市民活動による地域課題の解決」
講師 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏
地方自治体をめぐる環境の変化(1)
・地域社会を覆う問題が多様化し、解決方法を簡単に見出すことが難しい
・国の債務が1,000兆円
・少子高齢化の進展と地域の活力の減退
・行政主導型社会→地域生活者の創意と主体性が発揮できる社会システムへの転換の期待
・市民参加の活発化(多様化する市民ニーズのギャップを埋める)
地方自治体をめぐる環境の変化(2)
・地方分権改革の進展により、国・都道府県・市町の関係が「上下」「主従」関係から「対等」「協力」へ
・「新しい公共」という枠組みの提示
地方分権時代における地域的課題解決の方法
・官が主導する解決(夕張の教訓)
↓
民ができなくなったことを官が引き受けざるを得ない構造を作ってしまった。背伸びしすぎた財政運営だった。現在人口は7万人から1万人へ。
・衰退した商店街(大分県筑後高田市の事例)
↓
「昭和のまち」へ市全体で経済活性。自分たちが一番輝いていた頃を思い出し、昭和の風情を残した建築へ。郷愁を誘い、毎年20万人の観光客が訪れるようになった。
・合併をしないで自立を目指した村(長野県下伊那郡下條村)
↓
村人による軽易な土木事業の実施。自分たちの村は自分たちで作っていかざるを得ない。地方交付税が切り下げられる中、官民の連携により4割削減されても大丈夫な構造を作った。
地域を相互につなぐ役割の重要性
・地域SNS等双方向のコミュニケーションツールを使うことで、情報発信、情報交流、意見交換が可能になった。
掛川市の「e-じゃん掛川」の活用事例紹介。ネットとリアルの両方の交流が大切。ITリテラシー向上の場を設けることも重要。
・武雄市では、ホームページをフェイスブックに。道路陥没を見つけた市民が写真付きで投稿するなど、市民情報により行政サービスの向上にも役立っている。アクセス数はホームページ時代の2万から330万へ。
掛川市の事例として
・倉真地区の防災の取組み
↓
地区・市民団体・行政の連携と、地区を越えた連携(山の間伐材を海岸保全の粗朶として活用。同じ市内で海山の連携)
・原田地区の取組み
↓
世代間交流スペース+学童保育+デイサービス
むすび
・市民、町内会、自治会、市民活動団体、専門家、企業等が地域課題の解決にかかわる仕組みを作ることが大切
・市民一人一人が「人任せ」ではなく自分のこととして受け止めることが、住みよい地域社会の創出につながる。
②パネルディスカッション 「地域課題解決のロールモデルと担い手」
コーディネーター 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏
パネリスト 御前崎災害支援ネットワーク 会長 落合美惠子 氏
遠州横須賀倶楽部 大番頭 鈴木武史 氏
磐田市田原地区社会福祉協議会 会長 松下忠夫 氏
■一緒に活動していく人たちを、どのように巻き込んでいきましたか?
落合 御前崎災害支援ネットワークは立ち上げて6年目。会員は個人が40名、企業が30社ほどです。理事に災害ボランティアの方や障がいを持つ方がいるなど、多様な参加をしていただいています。自主防災の場で「専門的な知識を持ったボランティアを連れていきます」とか「力仕事のできる人を連れていきます」など伝えることで、少しずつ活動を理解していただいているのかなと思います。
鈴木 遠州横須賀倶楽部は、「組織」「団体」というより「仲間」です。昭和62年に47人でスタートし、今45名くらいです。いつも出てくれるのは数名ですが、あとは会費を入金してくれるありがたい賛助会員さんですね(笑)。
仲間は「やってくれそうな人」を一本釣りしています。この20数年の活動の中で、周囲の町民、外部の人など、だんだん協力者、理解者が増えています。理解してもらえて好きなことができるのは、本当にありがたいことだと思っています。
松下 田原地区の社会福祉協議会として、地域のまちづくりと住民の絆づくりをベースに活動しています。地域活動は顔見知りになることが大事です。活動の告知は地域住民への配布物が基本ですが、参加しやすいイベント、活動などを常に心がけています。
■地域の人と結びつくような具体的な活動をご紹介下さい。また、その財源はどうされていますか?
松下 子育て支援活動や放課後児童クラブの運営、あいさつ運動や青パトによる防犯パトロールなど、幅広い活動をしています。活動を幅広くすることで、幅広い層の参加があるような気がします。
財源については、磐田市社協からの補助金もありますが、私たちはあくまで地区の社協なので、一戸あたり400円の拠出金を負担してもらっています。
鈴木 「ちっちゃな文化展」の一番の協力者は、やはり家を貸してくれるまちの人ですね。初めてのときも、27軒中26軒の人が「よくわからんけーが、まあ、あんたらのやることなら応援するよ」と、自分の家の居間や玄関を貸してくれました。
このイベントの嬉しいところは、いいお客さんがついてくれたことです。駐車場のトラブルなどもほとんどありません。当日10人のスタッフでまわしていけるのも、お客さんの質が高いからだと思います。作家さんも含め、そうしたいい人の輪がどんどん広がっていった感じです。
遠州横須賀倶楽部は、基本的に補助金をもらわないスタンスです。この「ちっちゃな文化展」は市からの補助もいただいていますが「金は出しても口は出さない」関係づくりができているのかなと思います(笑)。
落合 私たちの目的はあくまで減災なので、一人でも多くの人に生き延びてもらいたいという思いで啓蒙活動をしています。災害ボランティアは全国区の活動なので、いざ災害が起きたら御前崎に駆け付けてもらえるように、横のつながりも大切にしています。
運営は現在、会費と寄付金での運営です。東北へのボランティア活動など、より具体的な活動のときには寄付が多く集まりやすいのかなと感じます。現物での寄付も多く、助かっています。例えば、建設会社さんから一輪車の寄付があるとか。
■今回、パネラーとしてお願いしている皆さんは、市民活動としては成功している方たちだと思いますが、その成功の要因は何だと思われますか?
鈴木 成功しているところだけが注目されがちですが、実際は失敗の方が多いです。気をつけてきたのは「横須賀流でやってきた」ということです。当番制も役割分担もしない。やりたいことをやりたい人がやってきただけ。これは「組織」ではなく「仲間」だからできたことかもしれません。
あと、行政はこのイベントに何人来たとか、延べ人数を大事にするけれど、われわれは質のいいお客さんが、何時間でも滞留してもらって、イベントがないときでも何度も来てもらえることの方を大事にしています。「ちっちゃな文化展」の「ちっちゃな」は、固有名詞で呼び合えるようなつながりを大切にすることですから。
落合 成功しているかどうかはわかりませんが、大事なのは長である自分の心がブレないことだと思います。みんなが危機感を持っていたからこそ、それに対しての賛同者が集まり、協力者ができたのだと思います。
松下 田原地区にも新興住宅地ができて、今までの「知っている人だけ」の活動ではなくなりました。若い人が増えてきたので、その都度、みんなで討議しながら手直しをしながらやっています。時代や人に合わせて変わっていくことも必要だと思います。
■市民活動をしていると、皆さん、課題として抱えていると思いますが、後継者の問題はいかがでしょうか?
松下 現役を退いて、地域のために何かしたいという人たちを受け入れられる場づくりを考えています。
落合 子どもを持っているお母さんたちが参加しやすいような仕組みを考えようとしています。
鈴木 遠州横須賀倶楽部は「仲間」なので、後継者も新陳代謝も必要ないと思っています。私らは20代ではじめて今50代になり、それでも30年継続してやってきました。いろいろな考え方があると思うけれど、できるところまでやればいいと思っています。「継続」が「目的」になったら、中身が変わってしまいますからね。
もし「ちっちゃな文化展」がなくなったとしても、まちをこんなふうに使えるんだという方向性を示せただけでもよかったと思います。あとは、若い人たちがどうやってくれてもかまわないと思っています。
■行政との関係はいかがでしょうか
落合 県の担当が危機管理だったり防災だったりするのが、市に降りてくると福祉課にまわされて、うまく伝わらないというジレンマは感じたことでもあります。そうした矛盾には苦心しています。
鈴木 「できのいい行政職員と補助金は麻薬のようなものだ」と思っています。「切れるとおしまい」なので、自分たちだけでやるというスタンスでいます。
松下 あくまで地区社協は自主活動です。市の社協にしばられている感じはありません。助成金があるうちはありがたく使わせていただきながら、形は変わっても、やっていきたいことは継続して実施していきたいと思っています。
■皆さんのお話を伺って、ポイントをまとめてみたいと思います。
●お話を聞いて思うのは、うまくいっているところは地域の人にうまく活動を伝えていて、支援の輪が広がっているところです。鈴木さんもおっしゃっていましたが、まわりの理解は大切な要素です。そのためにも、活動が発信されていくことが大事です。周囲との信頼関係、人間関係づくりが結局は大切だということです。
●あと、落合さんがおっしゃっていましたが、想いがブレないことですね。
●そして、次の世代に引き継ぐためにも、常に関心を持ってもらう下地づくりが大切ですね。これは、松下さんの田原地区の活動が参考になると思います。
●企業との付き合い方も大事ですね。落合さんのところは、約70の会員のうち30社が企業だとおっしゃっていました。市民活動は行政とうまくやっているところは多いですが、企業とうまくつながっている事例だと思いました。
●今回のNPOプレゼント講座は、市町の枠を越え、「中東遠」という枠組みに広げることで、それぞれの活動が広がり、つながりも広まり、さらに自分たちの活動が深まるという可能性を感じました。そういう意味で、様々なことが共有できるこうした「場」が大切だと思いました。]]>
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【第4回のご案内】地域課題解決のロールモデルを考える
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=618190&bbs_id=173352&res#1358302508
2013-01-16T11:15:08+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
<strong><font color="007927">【第4回】</font></strong><br /><strong>「地域課題解決のロールモデルを考える」</strong><br />■日時 平成25年1月26日(土) 13:30~16:30<br />■内容<br />基調講演 「市民活動による地域課題の解決」<br /> 講師 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏<br />パネルディスカッション 「地域課題解決のロールモデルと担い手」<br /> コーディネーター 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏<br /> パ ネ リ ス ト 御前崎災害支援ネットワーク 会長 落合美惠子 氏<br /> ...
【第4回】
「地域課題解決のロールモデルを考える」
■日時 平成25年1月26日(土) 13:30~16:30
■内容
基調講演 「市民活動による地域課題の解決」
講師 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏
パネルディスカッション 「地域課題解決のロールモデルと担い手」
コーディネーター 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏
パ ネ リ ス ト 御前崎災害支援ネットワーク 会長 落合美惠子 氏
遠州横須賀倶楽部 大番頭 鈴木武史 氏
磐田市田原地区社会福祉協議会 会長 松下忠夫 氏]]>
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【第3回レポート】地域福祉を支える担い手づくり
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=610364&bbs_id=173352&res#1354602520
2012-12-04T15:28:40+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
第3回のテーマは<font color="000099">「福祉」</font>です。<br />講師の皆さんの印象的な言葉をレポートします!<br /><br /><strong>①ミニレクチャー「地域福祉の視点から住みよい地域づくりを考える」</strong><br /><strong>静岡福祉文化実践研究所 代表 平田厚氏</strong><br /><br /><a href="/img/image/bbs_data/i/65144_607056_1354602025.jpg" target="_blank"><img src="/img/image/bbs_data/v_200x200/65144_607056_1354602025.jpg" border="0" title="mceItemFile65144_607056_1354602025.jpg"></a> <a href="/img/imag...
「福祉」です。
講師の皆さんの印象的な言葉をレポートします!
①ミニレクチャー「地域福祉の視点から住みよい地域づくりを考える」
静岡福祉文化実践研究所 代表 平田厚氏
【平田先生の言葉から】
●今日は、「べき論」ではなく「実践」からくる地域福祉論をお話したい。「地域福祉」は、古くて新しい言葉です。昭和40年代の頃に比べ、今は多様なニーズが吹き出ている。
まず「昭和20年代~」のラジオ番組・テレビ番組のテーマ曲から、時代における家庭や近所、地域の捉え方を考えてみましょう。
「向こう三軒両隣り」
「一丁目一番地」
「隣組」
「バス通り裏」
●こうして歌詞を聴いてみると、昔は専門家はいなかったけれど、様々なことを地域で解決してきたことがわかる。ご近所の距離が近く、隣近所の安否確認などする必要がなかったということ。
●福祉の原点は家族。今、家族の機能が外部化してしまっている。
そもそも「家族の機能とは何か」を考える必要がある。
①生み育てる機能
②福祉的機能(包み込む)
③支え合う機能
④子どもを育む機能(「ただいま」と言って「おかえり」と答えてくれる人がいる)
⑤学ぶ機能(小さなちゃぶ台で7人で食べる、そのあとは宿題の場に、教えあうなど)
⑥経済的機能(働く尊さが気づきにくくなっている)
●今、家族の機能が外部化してしまっているので、「おかえり」という言葉も地域で掛けてあげなくてはいけない。「知らない人には声をかけられても返事をしてはいけません」という時代の中で、せめて顔の見える関係の中では声を掛け合いたい。それが「語れる環境」ということ。
●地域福祉についても、顔の見える範囲(小学校区や中学校区)の中で、自分のこととして考えて行動できるかが大事。今の時代、専門家集団と市民集団と協働でやっていくべき。でなければ、制度の中で専門家集団に頼るだけになってしまう。「自助」「家族の支えあい」、そして「制度」の中で「いかに知ろうとするか」「いかに関わろうとするか」が大事になっている。あらためて「専門性と市民性の融合」を考えたい。
②事例報告(1) 「地域の絆を大切にした総合的な活動」
磐田市田原地区社会福祉協議会 事務局長 山下幹種 氏
●取り組んでいる地域福祉活動
・子育て支援活動(親子交流の会、サロンづくり、伝承遊びの普及)
・青少年児童福祉活動(地域内挨拶運動展開、防犯・福祉標語の募集、街頭指導)
・高齢者、障害者の支援・生きがい活動の推進(健康維持のための文化活動、子どもと支援者の見守り活動、地域内サロンづくり、趣味サークルづくり)
青少年児童福祉活動では、週4回の防犯啓発活動を行なっています。青パトの登録者数は現在65人です。防犯啓発のアナウンスをしながら、地域を回っています。
●公民館を拠点にした福祉活動は、①環境美化・保全の観点、②伝統文化の継承、調和ある生活文化推進の観点、③住民の親睦・交流の観点の3つを基本に行なっています。
●今後の取り組みとしては、「地域づくりは絆づくり」という基本のもと、
①地域に根ざした活動を毎年地道に継続して底辺を拡大していくこと
②福祉の活動は自治会活動そのものという認識で大勢が関わること
③地域福祉を支える担い手づくりは、田原地区社会福祉協議会・田原地区自治会・田原公民館が連携していくこと
を展開していきます。
③事例報告(2) 「みそづくりを通じた世代間交流」
掛川市そこがみそ原田企業組合 理事長 草賀章吉 氏
●原田地区にある様々な地域資源。しかし、資源は手を入れなければお荷物になってしまうこともある。今回は、自然資源である農作物と、味噌づくりをしている家庭女性が多いという人的資源、NPO法人いやし処ほのぼの(デイサービス)と旧幼稚園の施設があるという施設資源を活用した事例としてお話します。
●閉園後の幼稚園を「福祉の拠点」として活用したいと方向性が決まり、国の交付金を探し、日本財団助成金が決定した。「原田ふくし館の構想」として、①世代間交流スペース、②学童保育、③デイサービスの三つの機能とした。「デイサービス」はNPOいやし処ほのぼのが介護認定事業所として運営することが決まり、地域と地元NPOが地域の課題を共有する形での運営が始まった。
●懸念された課題としては、世代間交流スペースの運営コストをどうするかということ。そこで、いやし処ほのぼのが独自事業として10年以上続けてきた「手づくり味噌」や「万能たれ」の製造販売ノウハウを譲り受け、「そこがみそ原田企業組合」として製造販売し、運営コストを捻出することにした。掛川では初の起業組合となった。
●今後の課題としては、やはり販売拡大と収益確保。現在、10ヶ所での委託販売を行なっているが、マージンが10%~35%と大きいので、直接販売する道も探りたい。豆を3~4時間煮込んで、甘みと旨みを出した万能たれもオススメですよ(笑)。
④グループワーク
静岡福祉文化実践研究所 代表 平田厚 氏
【平田先生流:グループワークの進め方】
①まず、一分間で自己紹介スピーチを行い、誰がリーダーにふさわしいか指を刺す。遊び感覚、リクリエーション感覚でリーダーを決める。
②住みよい地域づくりを目指すうえで、自分が住んでいる地域で感じることや課題を出し合う。
【平田先生の言葉から】
●ボランティア活動のアクセスの原点として
①こうした講習会で自分自身の感心ごとに到達したとき
②条件が整った(子どもが幼稚園に入って一日2~3時間手が空くようになった等)
③長寿者問題や子育て問題が身近な問題として近々にある
④やむにやまれず(今を逃したら福祉の仕事に関われないと、30代で福祉大学に社会人入学する人等)
●自分の問題として関われること、一人一人が担い手であるという意識が大切。「自治活動」が「福祉活動」にならなければいけない。関係のない住民は部外者となってしまい、一部の関係者だけのものになってしまう。
●専門の施設整備の時代から、地域在宅福祉の時代になっている。地域組織化を図る必要性がある。
●地域活動の基本は、地域づくりに参加できる「場」を作ること。支援するだけで終わりではなく、当事者の活動につなげていくことが大事。
●今日のような場こそ大切。今日は常葉大学の学生もボランティアで来ているが、行政も、関係者も、市民も、若者も、女性も、みんなが奇譚のない意見を出し合い、課題を整理し、解決につなげていくことこそ、協働。]]>
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【第3回講座】ご意見・ご感想コーナー
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=606004&bbs_id=173352&res#1354323847
2012-12-01T10:04:07+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
【第3回講座】「地域福祉を支える担い手づくり」のご意見・ご感想コーナーです。
当日の講座で「質問できなかったこと」「こんなことを感じたよ」など、コメントをお寄せ下さい。
当日の講座で「質問できなかったこと」「こんなことを感じたよ」など、コメントをお寄せ下さい。]]>
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【第3回のご案内】地域福祉を支える担い手づくり
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=601602&bbs_id=173352&res#1354001261
2012-11-27T16:27:41+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
<strong><font color="007927">【第3回】</font></strong><br /><strong>「地域福祉を支える担い手づくり」</strong><br />■日時 平成24年12月1日(土) 13:30~16:30<br />■内容<br />ミニレクチャー & 「地域福祉の視点から住みよい地域づくりを考える」<br />グループワーク 静岡福祉文化実践研究所 代表 平田 厚 氏<br />事例報告(1) 「地域の絆を大切にした総合的な活動」<br /> 磐田市田原地区社会福祉協議会事務局長 山下幹種 氏<br />事例報告(2) 「みそづくりを通じた世代間交流」<br /> 掛川市...
【第3回】
「地域福祉を支える担い手づくり」
■日時 平成24年12月1日(土) 13:30~16:30
■内容
ミニレクチャー & 「地域福祉の視点から住みよい地域づくりを考える」
グループワーク 静岡福祉文化実践研究所 代表 平田 厚 氏
事例報告(1) 「地域の絆を大切にした総合的な活動」
磐田市田原地区社会福祉協議会事務局長 山下幹種 氏
事例報告(2) 「みそづくりを通じた世代間交流」
掛川市そこがみそ原田企業組合理事長 草賀章吉 氏
※当日は「そこがみそ原田企業組合」の味噌を販売します。
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【第2回レポート】地域資源の活用による元気づくり
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=595091&bbs_id=173352&res#1351754340
2012-11-01T16:19:00+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
第2回のテーマは<font color="#007927">「地域資源」</font>。<br />講師の皆さんの印象的な言葉をレポートします!<br /><br /><strong>(1)ミニレクチャー</strong><br /><strong>「地域資源を活用するにはどうするか」</strong><br /><strong>中小企業診断士・6次産業化プランナー 中野眞氏</strong><br /><br /><a href="/img/image/bbs_data/i/88242_595057_1351753541.jpg" target="_blank"><img src="/img/image/bbs_data/v_200x200/88242_595057_1351753541.jpg" border="0" title="mceItemFile88242_595057_1351753541.jpg">...
「地域資源」。
講師の皆さんの印象的な言葉をレポートします!
(1)ミニレクチャー
「地域資源を活用するにはどうするか」
中小企業診断士・6次産業化プランナー 中野眞氏
●私の仕事は地域ビジネスの課題を整理し、解決方法を考案すること。「力相応に」が大切なキーワード。テーマは「農業」「林業」「福祉」。農業や林業はどん底だからチャンスがある。
●起業の相談を受けると、大抵の人は「夢を実現したい」というけれど、よく話を聞くと「夢」ではなく「欲」のことが多い。それを100%否定するつもりはないが、「夢」という美しい言葉で自己満足に陥ることが多い。だから「夢はもたない方がいい」と言っている。自分だけの満足から離れ、力相応にやること。
●大切なのは、目的と手段を履き違えないこと。目的は「地域の課題を解決すること」であり、「地域資源の活用」はあくまで手段。地域資源を活用することや、自分たちができることを目的にしてはいけない。
●100年前、すでに地域課題を解決するため、地域資源を活かした地域ビジネスをやっている人がいた。それが金原明善。金原明善は川上から川下までを新たな視点でつなぎ、山に人・モノ・金を入れる「金原治山治水財団」を創設した。今、社会起業家・金原明善の思想を現代に実現するプロジェクトに関わっている。
●まちづくりには「若者」「余所者」「バカ者」が大切というけれど、「若者」は「女性」と言い換えてもいいかもしれない。女性は柔軟な視点を持ち、現実的で行動力があり、さらにコツコツ積み上げていくこともできる。「余所者」は専門家など、「バカ者」は武史さんはじめ遠州横須賀倶楽部の皆さんかもしれない(笑)。
(2)事例報告
■「駅前に残る赤レンガ倉庫をまちづくりの拠点に」
NPO法人菊川まちなかいきいき倶楽部 三浦康子氏 小林凉子氏
●活動の経緯
・平成15年、静岡県魅力ある地域づくり推進事業として、「菊川街なかいきいき委員会」が発足
・平成16年 菊川駅前に残る赤レンガ倉庫の保存、活用を目的に「赤レンガ保存会」を設立
・平成18年「菊川いきいき倶楽部」として文化公演、音楽会、講演会、ギャラリー展など文化の発信活動を開始
・平成22年 NPO法人「菊川まちなかいきいき倶楽部」を設立し、赤レンガ倉庫を拠点に文化の発信を拡大
●赤レンガ倉庫の歴史的、文化的価値の再発見
・長く商店の裏庭に隠れていた倉庫を調べてみると、静岡県の製茶産業のツールともいえる明治時代の産業遺産であることがわかった。これは、菊川のまちのルーツであると同時に、製茶の歴史の上で貴重な産業遺産。歴史や文化、コミュニティの発信拠点としてふさわしいと感じた。
・区画整理によって取り壊されることを免れるために、土地を買い取って(1千万円の借入れ)、保存することを決意。
●期待される効果
・地域のランドマークとしての赤レンガ倉庫をNPO自身が活用するだけでなく、多くの人に提供することで、まちの賑わい、文化の賑わいを生み出すことができる。
・菊川市民のみならず、多くの人に赤レンガ倉庫を通じて製茶の歴史を伝えることができる。
■「市民活動による大須賀地区のまちづくり」
遠州横須賀倶楽部 大番頭 鈴木武史氏
●現在、「街並みと芸術の晴れ舞台」として多くの方に来ていただけるイベントになったが、結果としてこういうイベントに落ち着いた、という方が正しいかもしれない。25年前、当時の大須賀町は衰退の一途をたどっていた。役場に行っても予算も人もない状態。だから、自分たちでやるしかなかった。それが自分たちのエネルギーになっている。
●その結果、多くの人を呼ぼうというイベントではなく、横須賀の好きな人が来てくれるイベントになった。何人来たかより、誰が来てくれた、何時間いてくれた、何度も来てくれた、それが大事になっている。ちっちゃな文化展の「ちっちゃな」には、その想いが込められている。
●今、自分たちが大切にしているのは「自分たちの観光を目指す」「本物だけやる」「あるものといる人を使う」ということ。実際、こうしたスタッフの少ないイベントで、誰が助けてくれるかといえば、作家さんであり、まちの人であり、お客さん。みんなが横須賀を紹介してくれる。
●100人来るのではなく、10人が10回来てくれた方が価値があると思っている。普通の観光とは逆。「10人しか来ていないのか」と怒られるところ(笑)。こうしたイベントができるのは、このまちのスケールだと思う。
●実際に今日のスタッフは10人いない。遠州横須賀倶楽部47名中、動けるのは5~6名。組織は人が減りはじめて本物。やる気のある人が残る。固有名詞が出て、悪く言われて一人前。それは役に立つから。今日も、私がここにいること自体「あのやろう、こんな忙しいときに!」と言われている(笑)。
●久しぶりに出会える「場」になっている。出会いは偶然ではなく必然だと感じる。「ちっちゃな文化展」に来てくれるお客さんはマナーがいい。品格が高いと感じる。
●メンバーが動けなくなったら終わりでいいと思っている。後継者には、この文化展を続けてほしいとは思っていない。この方法論を続けてほしい。この「ちっちゃな文化展は、またこのまちに来てもらうための予告編」です。
(3)「ちっちゃな文化展」見学とまとめ
■「ちっちゃな文化展」を見学して
【参加者の感想】
・はじめにこのイベントの想いやコンセプトを聞いたので、意識的に楽しめた。
・道の幅、外に開かれた家のつくり、土間の空間がいい。
・まちなみのサイズ感がまちづくりにつながっている。
・都市整備の方法として、広い道路をつくればいいのではないと実感した。
・人の熱意がまちを活性化させる。
・自分のまわりにも財産がたくさんあったなあと感じた。見つけて結びつける役割をしていきたい。
・観光行政の評価は来場者数だが、評価の視点に滞在時間やリピーター数も入れ込むことが大事だと感じた。
・イベントごとというと、出店が出たり、ステージで何かやることが多いけれど、そうではないとわかった。何にもないことで逆に居心地がよかった。ゆっくりできた。
・事前に送ってもらった「食べものマップ」を活用して、お昼を食べた。地元の食べ物屋さんはなかなか入りにくいけれど、イベント開催時なら入りやすい。こうした機会がリピートにつながると思った。
・無理して何かを作ったのではなく、あるものを使っただけなのに、とても気持ちのいい時間だった。
■まとめ
中小企業診断士・6次産業化プランナー 中野眞氏
・繰り返すけれど、目的(地域の課題解決)と手段(地域資源の活用)を履き違えないこと。
・組織を維持することが大事になってしまっているNPOなどが多い中、この「ちっちゃな文化展」が14年も続いているのは、目的がブレていないこと、力相応でやっていること、それが大きな理由。
・小さな文化展の「大きな力」を現地で実感していただけたと思う。この力は「地域資源を活かして、希望が持てる暮らしを創造する」ことにつながる。とても大きな力だと思う。
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【第2回講座】ご意見・ご感想コーナー
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=593708&bbs_id=173352&res#1351297912
2012-10-27T09:31:52+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
【第2回講座】のご意見・ご感想コーナーです。
当日の講座で「質問できなかったこと」「こんなことを感じたよ」など、コメントをお寄せ下さい。
当日の講座で「質問できなかったこと」「こんなことを感じたよ」など、コメントをお寄せ下さい。]]>
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【第2回のご案内】地域資源の活用による元気づくり
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=593707&bbs_id=173352&res#1351297844
2012-10-27T09:30:44+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
<strong><font color="007927">【第2回】</font></strong><br /><strong>「地域資源の活用による元気づくり」</strong><br />■日時 平成24年10月27日(土) 13:30~16:30<br />■内容<br />ミニレクチャー<br />「地域資源を活用するにはどうするか」<br />中小企業診断士・6次産業化プランナー 中野眞氏<br /><br />事例報告<br />(1)「駅前に残る赤レンガ倉庫をまちづくりの拠点に」<br />NPO法人菊川まちなかいきいき倶楽部 三浦康子氏 小林凉子氏<br />(2)「市民活動による大須賀地区のまちづくり」<br />遠州横須賀倶楽部...
【第2回】
「地域資源の活用による元気づくり」
■日時 平成24年10月27日(土) 13:30~16:30
■内容
ミニレクチャー
「地域資源を活用するにはどうするか」
中小企業診断士・6次産業化プランナー 中野眞氏
事例報告
(1)「駅前に残る赤レンガ倉庫をまちづくりの拠点に」
NPO法人菊川まちなかいきいき倶楽部 三浦康子氏 小林凉子氏
(2)「市民活動による大須賀地区のまちづくり」
遠州横須賀倶楽部 大番頭 鈴木武史氏
グループワーク
中小企業診断士・6次産業化プランナー 中野眞氏
(1)発表
(2)まとめ]]>
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【第1回レポート】一人ひとりが考える地域の防災対策
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=587946&bbs_id=173352&res#1349140099
2012-10-02T10:08:19+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
第1回のテーマは<font color="FF6600">「防災」</font>。<br />講師の皆さんの印象的な言葉をレポートします!<br /><br /><strong>(1)ミニレクチャー</strong><br /><strong>「個人と地域の役割を考える」</strong><br /> <strong>御前崎災害支援ネットワーク会長 落合美恵子氏</strong><br /><br /><a href="/img/image/bbs_data/i/83036_587926_1349139002.jpg" target="_blank"><img src="/img/image/bbs_data/v_200x200/83036_587926_1349139002.jpg" border="0" title="mceItemFile83036_587926_1349139002.jpg"></a><br /><...
「防災」。
講師の皆さんの印象的な言葉をレポートします!
(1)ミニレクチャー
「個人と地域の役割を考える」
御前崎災害支援ネットワーク会長 落合美恵子氏
●中越地震でボランティアに行ったとき、「行政の職員も同じ被災者。自分のことは自分で守るという意識がまず必要」ということを実感。それがスタートだった。
●まず、個人として考えることは「生きること」「生きる必要性」。
・生きているから逃げられる
・生きているから人を助けられる。家族や知人の心を支えられる(共助)
・生きているから地域全体で知恵を出し合える、避難所でみんなで働くことができる(協働)
そのためにも、日頃から地域のコミュニティに参加することが大切
●津波より地震動の対策を
・津波対策(津波タワーや命山等)は生きていてこそ役に立つもの。
・まずは生きるための自助努力を(耐震、ガラスの飛散防止、家具の固定等)。
●阪神淡路大震災の映像を見て
・揺れの時間は20秒にも満たない、それであの被害。東海地震、東南海地震では2~3分揺れが続くといわれている。まず自分が寝ている部屋だけでも対策を。
●身ひとつで避難する
・枕元に厚底の靴、毛布、ヘルメット、ヘッドライトを用意する
・避難所に行く前に、まず家の周囲の空き地に避難(避難所までに危険もある)
●家族との約束を決めておく
●避難所の運営は行政がすると思っていませんか?
・指定避難所には行政の職員が1~2名配置されるが、それは職員が全員生きていてケガがないという状態の場合。東日本大震災のとき、大槌町では職員の半分が亡くなった。
・地区の避難所では、町内会長や自主防災会長が中心になる。大きな避難所ほど「誰かがやってくれる」と思っている。そうしたところほど復興が遅れる。
(2)事例報告
事例報告①「山間地における身近な減災活動」
倉真地区まちづくり委員会(掛川市) 委員長 染葉祐一郎氏
●津波対策がクローズアップされているが、山間地でも大きな被害が出ている。
・ため池決壊、土砂くずれ、土石流、道路不通、孤立した集落
・倉真も同じような危険がある
●協働で考える「防災検討会」を編成
・地区住民、市民団体、行政。参加者は40名からスタートし、現在60名
●南海トラフ巨大地震の想定
・掛川は震度7。発災後6時間をどう乗り越えるか(阪神淡路大震災では、発災後6時間で86%の方が死亡。救助にあたったのは消防でも自衛隊でもなく、家族や近所の人だった)
●自助、共助のために家族や隣組で話し合うこと
・話し合うための良いテキストがない→自分たちで「わが家の減災手帳」を作成中
・「わが家の減災手帳」には、自分の身を守る基礎的な知識と対策、家族や隣組の助け合いや約束事などを記録
●「減災見える化マップ」
・地区のハザードマップを手書きだけでなく、ホームページ上に掲載し、写真も入れ、情報共有
・どんどん追加できるように作成中
・「減災見える化マップ」は こちらをご覧下さい。
【検索方法】「eコミ 倉真」で検索 →「掛川市お試し-eコミお試しサイト」→倉真防災マップ「マップを開く」
●今後のスケジュール
・減災手帳と減災マップを10月中に印刷、地区に配布し、隣組の話し合いに活用していく
事例報告②
「岩手県の災害ボランティア活動から考える」
御前崎災害支援ネットワーク理事 澤島久美子氏
●私の仕事は老人ホームの施設長なので、大槌町のボランティアに行くにあたり、名簿で見つけた老人ホームを訪問。亀まんじゅう200個と新茶のティーパックを持って行った。
●実際に行ってみて、同じ介護をする人から現場の話が聞けてよかった。
●私の職場は、緊急の場合の福祉避難所になっているが、福祉避難所とは普通の生活がしにくい人を受け入れる避難所。しかし、実際に大槌町に行ってみて、そんなことは言ってられないだろうと思った。ちょうど昨年の台風で停電になったとき、非常用電源がつき、うちの職場だけが夜も明るかった。そういうところには、たぶんたくさんの人が来るだろう。その人たちを追い返すことはできない。地域の人も大事。
なので、今のうちから非常用備蓄の充実を図っている。
●遠く離れてできることは、「相手を思っている」ということを発信し続けること。「忘れていないよ」を発信するために、大槌町に今年もまた何かを贈ろうと思っている。
(3)グループワーク
「避難経路と避難所運営について考えよう」
御前崎災害支援ネットワーク会長 落合美恵子氏
①すぐに非難ができると思っていませんか?
【課題】
自宅から避難所までの経路に、どんな障害物があるか考えてみよう
【出た意見】
倒木、倒壊した家屋、倒れた電柱、電線、液状化、川、橋、ガラスの破片、山崩れ、駐車した車、ブロック塀、道が狭い、火災、津波浸水域
【落合さんからのアドバイス】
・近所のブロック塀が危ないとしても個人では言いにくい。地域で言うために、みんなで課題を出し合うことが大切。
②地図を使って確認してみよう
【課題】
この大須賀市民交流センターから、この地区の避難所である横須賀高校までの避難経路について考えてみよう
【方法】
色分けして地図に記してみる
・道路 [茶]
・川、海 [青]
・山、空き地 [緑]
・避難所 [オレンジ]
・障害物 [赤]
・避難経路 [紫]
【落合さんからのアドバイス】
・自分だけでなく、お年寄りや小さな子どもが避難することも考えてみよう。
・課題を見つることで、個人や地域で改善策を話し合うことができる。行政に声を出して訴えることもできる。
・地域でこうした考える機会を持つことで、「命の道」を地域みんなで考えることができる。
③避難所に行ったら何をする?
【課題】
避難所の運営について、それぞれの担当が何をするのか考えてみよう。
・避難所運営本部は?
・避難者受付班は?
・情報班は?
・食糧、配給班は?
・物資班は?
・衛生班は?
・防犯、防火班は?
・ボランティア受付班は?
【落合さんからのアドバイス】
・うちの公民館は誰が運営するのか考えてみよう。
・一人や二人、担当を決めておくのではなく、地域のみんなが何かの担当になっておくことが大切。
・そして、みんなが手伝えるように訓練をしておくこと。例えば、次回の防災訓練のとき、誰が来たのか実際に名簿を作ってみる。まきと炭で火をおこして炊き出ししてみる。ペットの担当を作ってみるなど。
・今日は、この三つの事例でグループワークしてみたが、これを地域に帰ってぜひ地域の皆さんとやってほしい。みんなを巻き込むことが大切。]]>
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【第1回講座】ご意見・ご感想コーナー
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=587046&bbs_id=173352&res#1348802761
2012-09-28T12:26:01+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
【第1回講座】のご意見・ご感想コーナーです。
当日の講座で「質問できなかったこと」「こんなことを感じたよ」など、コメントをお寄せ下さい。
当日の講座で「質問できなかったこと」「こんなことを感じたよ」など、コメントをお寄せ下さい。]]>
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昨年の「NPOプレゼント講座2011」はどんな感じだったの?
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=584308&bbs_id=173352&res#1347933128
2012-09-18T10:52:08+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
<strong><font color="007927">■昨年度の「NPOプレゼント講座2011」はどんな感じだったの?</font></strong><br /><br />市民活動において中間支援の空白地帯とも言われる中東遠地域で、市民活動団体や行政など広域的ネットワークと、中間支援機能づくりに向けての第一歩になった講座でした。<br /><br />また、目の前の活動に追われ、行政区域内の活動に終始しがちな多くのNPO団体が、自らの課題を広域的な視点で見つめ直す機会にもなりました。<br /><br /><a href="/img/image/bbs_data/i/82627_583575_1347600330.jpg" target="_bl...
■昨年度の「NPOプレゼント講座2011」はどんな感じだったの?
市民活動において中間支援の空白地帯とも言われる中東遠地域で、市民活動団体や行政など広域的ネットワークと、中間支援機能づくりに向けての第一歩になった講座でした。
また、目の前の活動に追われ、行政区域内の活動に終始しがちな多くのNPO団体が、自らの課題を広域的な視点で見つめ直す機会にもなりました。
■講座の概要は?
ファシリステーション→ファシリテーション
協働を促進させること→合意形成・相互理解のサポート、協働促進
地域課題を出し合った結果、
①地域課題については
・住み慣れた地域に住み続けるためのサポート、高齢者の見守り活動
・耕作放棄地の活用
・縁側のような居場所づくり
・自治会との連携
・コミュニティの崩壊対策
・防災対策
②活動上の課題は
・リーダー不足と後継者の育成
・活動のPR不足
などがあげられました。
■課題を解決するために
●プレゼント講座等を活用して、中東遠地域の市民団体や自治会、行政等が集まる機会を継続的につくる
●中東遠地域の中間支援機能を強め、市民活動団体の活動の質と情報提供力を高め、市民参加を促していく
●地域課題解決のロールモデルをつくり、様々な分野の課題解決に活かしていく
●中東遠地域の市センター職員と行政担当者による「情報・意見交換会」を定期的に開催することで、広域的ネットワークの核としていく
■そして、今年度の「NPOプレゼント講座2012」につなぐ!
①昨年度の課題等を踏まえ、今年度のNPOプレゼント講座のテーマが決まりました。
地域の安心と豊かさを育む「中東遠地域づくりシンポジウム」
NPOと一緒に地域課題の解決方法を考える
そして、テーマは【防災】'【地域資源】'【福祉】
②情報発信・情報共有についても、地域SNSを活用することで、インターネット上に情報交流の場をつくります。
掛川市地域SNS「e-じゃん掛川」の活用
・講座当日の様子を地域SNS上で情報発信
・会場で質問できなかったことなど、地域SNS上に書き込むことで情報を共有
・中東遠という普段なかなか会えない広範囲の人たちとの、情報交流、交流を深める場とする
↓
中東遠地域の
○市民活動の情報交流の場としよう
○市民活動団体のつながりを深めよう
■「NPOプレゼント講座2011」概要
第1回「中東遠地域とNPO活動の現状」
プレゼント講座ニュース№1.pdf
第2回「地域協働型まちづくり成功の秘訣」
プレゼント講座ニュース№2.pdf
第3回「中東遠の未来予想図を創ろう!」
プレゼント講座ニュース№3.pdf
第4回「次につながる企画を創ろう! ~自分の活動をさらに進めるために~」
プレゼント講座ニュース№4.pdf
第5回「2012年に向けて確かな一歩を! ~ネットワークでやりたいことを実現するために~」
プレゼント講座ニュース№5.pdf]]>
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【第1回のご案内】一人ひとりが考える地域の減災対策
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=581544&bbs_id=173352&res#1346910516
2012-09-06T14:48:36+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
<strong><font color="007927">【第1回】</font></strong><br /><strong>「一人ひとりが考える地域の減災対策」</strong><br />■日時 平成24年9月29日(土) 13:30~16:30<br />■内容<br />ミニレクチャー & 「個人と地域の役割を考える」<br />グループワーク 御前崎災害支援ネットワーク 会長 落合美恵子 氏<br />事例報告(1) 「山間地における身近な減災活動」<br /> 倉真地区まちづくり委員会(掛川市) 委員長 染葉祐一郎 氏<br />事例報告(2) 「岩手県の災害ボランティア活動から考える」<br />...
【第1回】
「一人ひとりが考える地域の減災対策」
■日時 平成24年9月29日(土) 13:30~16:30
■内容
ミニレクチャー & 「個人と地域の役割を考える」
グループワーク 御前崎災害支援ネットワーク 会長 落合美恵子 氏
事例報告(1) 「山間地における身近な減災活動」
倉真地区まちづくり委員会(掛川市) 委員長 染葉祐一郎 氏
事例報告(2) 「岩手県の災害ボランティア活動から考える」
御前崎災害支援ネットワーク 理事 澤島久美子 氏]]>
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全4回「講座の詳細」
https://e-jan.kakegawa-net.jp/bbs/bbs_list.php?root_key=581543&bbs_id=173352&res#1346910280
2012-09-06T14:44:40+09:00
中東遠地域づくりシンポジウム実行委員会
<strong><font color="007927">【第1回】</font></strong><br /><strong>「一人ひとりが考える地域の減災対策」</strong><br />■日時 平成24年9月29日(土) 13:30~16:30<br />■内容<br />ミニレクチャー & 「個人と地域の役割を考える」<br />グループワーク 御前崎災害支援ネットワーク 会長 落合美恵子 氏<br />事例報告(1) 「山間地における身近な減災活動」<br /> 倉真地区まちづくり委員会(掛川市) 委員長 染葉祐一郎 氏<br />事例報告(2) 「岩手県の災害ボランティア活動から考える」<br />...
【第1回】
「一人ひとりが考える地域の減災対策」
■日時 平成24年9月29日(土) 13:30~16:30
■内容
ミニレクチャー & 「個人と地域の役割を考える」
グループワーク 御前崎災害支援ネットワーク 会長 落合美恵子 氏
事例報告(1) 「山間地における身近な減災活動」
倉真地区まちづくり委員会(掛川市) 委員長 染葉祐一郎 氏
事例報告(2) 「岩手県の災害ボランティア活動から考える」
御前崎災害支援ネットワーク 理事 澤島久美子 氏
【第2回】
「地域資源の活用による元気づくり」
■日時 平成24年10月27日(土) 13:30~16:30
■内容
ミニレクチャー & 「地域で大切なものを見出し活かす」
グループワーク 中小企業診断士・6次産業化プランナー 中野 眞 氏
事例報告(1) 「駅前に残る赤レンガ倉庫をまちづくりの拠点に!」
NPO法人菊川まちなかいきいき倶楽部 三浦康子氏 小林凉子氏
事例報告(2) 「市民活動による大須賀地区のまちづくり」
遠州横須賀倶楽部 大番頭 鈴木武史 氏
※「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」の現地研修を行います。
【第3回】
「地域福祉を支える担い手づくり」
■日時 平成24年12月1日(土) 13:30~16:30
■内容
ミニレクチャー & 「地域福祉の視点から住みよい地域づくりを考える」
グループワーク 静岡福祉文化実践研究所 代表 平田 厚 氏
事例報告(1) 「地域の絆を大切にした総合的な活動」
田原地区社会福祉協議会(磐田市) 事務局長 山下幹種 氏
事例報告(2) 「みそづくりを通じた世代間交流」
そこがみそ原田企業組合(掛川市)
※当日は「そこがみそ原田企業組合」の味噌を販売します。
【第4回】
「地域課題解決のロールモデルを考える」
■日時 平成25年1月26日(土) 13:30~16:30
■内容
基調講演 「市民活動による地域課題の解決」
講師 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏
パネルディスカッション 「地域課題解決のロールモデルと担い手」
コーディネーター 静岡大学人文社会科学部 教授 日詰一幸 氏
パ ネ リ ス ト 御前崎災害支援ネットワーク 会長 落合美惠子 氏
遠州横須賀倶楽部 大番頭 鈴木武史 氏
磐田市田原地区社会福祉協議会 会長 松下忠夫 氏]]>