難しいですね。理想と現実・・・・難しい。
時代に沿った報徳活動・・・繋がなければならないという気持ちがなければ楽なんだろうけど・・・
地域の報徳活動を継続して行くためにという事でいくつか意見が出ました。 ①シイタケ栽培をする ②斜面を利用して本格的な山芋を栽培する ③炭焼きをする ちなみに私は“もみじ”を植えて紅葉の名所にしたらどうかという提案をしました。 なぜかと言うと目前に控えているのが後継者不足、そこでどんなに利益を上げても地元や本社に上納しなければいけない「宗教法人」みたいになってきています。 次世代に引き継ぐためには「推譲」どうのこうのと言っても、その「上納金」の使途が世のためにどう役立っているのか明確にすべきと思うのです。 その上、どんな利益を得る事業をしても「報徳の精神」だけでは世の中に「評価」されることはないと思います。 (この「評価」を要求すること自体がタブーらしいですが・・・・) 私が思うのには報徳の「精神論」を尊重して広めていくのはいいことだと思いますが、その基本となって来た奉仕行動については時代を考えないといけません。 例えば「推譲」と称して金次郎像を各学校に設置していますが、果たして子供たちにどこまで理解されているのでしょうか? ちなみに報徳社は「公益財団法人」が頭につきます。 という事は以前よりずっと厳しくなって“寄り合い的”なふれあいの場に対しての支出にも制限があるようです。 もし地区の全員が「や~めた!」という事になると、報徳に出資した株、及び奉仕したウン千万という皆んなのお金は本社に吸収されることになるそうです。 事実だとすると「報徳っていったいな~に?」思ってしまいます。 私は仕事柄、大日本報徳社について天守閣からお客様にはずっと説明し続けています。 だいたい「二宮金次郎さんて有名だけど何やった人?」という方が殆どです。 そういう方に「報徳の考え方」を説明すると感心して帰って行きます。 私としては報徳の精神については尊重しています。 |