掛川城で無差別大量殺傷事件が発生したことを想定して大規模な訓練が行われました。 天守閣登城路を上がって行く十数人の観光客めがけて男が次々と刃物で切りつけながら降りてきます。 負傷者は将棋倒しに重なり、石段に倒れたまま動けません。 降りてきたその男は掛川城券売所に向かい、職員を人質にとります。 警察官が人質を引き離した後、男は身柄を拘束されました。
ここから負傷者の救出訓練です。 中東遠総合医療センターの救急医療チーム「DMAT」十数名が到着しました。 そして医療用の仮設テントが設営されます。 そこに、石段で倒れていた負傷者が次々と運び込まれてきます。
運び込まれた負傷者に対して、医療チームによるトリアージが行われます。 結果4名が重症、その中で生命の危険がある負傷者に対してヘリコプターでの搬送を要請しました。 ヘリコプターは三の丸広場上空でホバーリングしながら負傷者を運び込みます。 他の負傷者は待機していた救急車で中東遠総合医療センターに搬送されました。 最後は、三の丸広場で終了式が行われ解散しました。 迫力ある訓練でしたよ! |