掛川城御殿入口に大きなソテツの木があります。
この場所は江戸時代には上位武士の厠があったそうです。
明治になって厠は取り壊されてソテツの木が植えられました。
その時の樹齢が250年ということですから、現在は400歳くらいになると思います。
このソテツは雄の木なので今の季節になるとこのような物が出てきます。
成長すると50cmくらいになりますが、胞子を飛ばす頃になると臭いんです。
以前は放って置いた時期もあったみたいですが、近年は臭くなる前に切り落としています。
この歴史有るソテツの木が分かっている限りは一番高齢者だと思います。