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第二章 気づかされること 「誰も俺の言うことなんて、聞かないんじゃないか」 第一章では、私が選手の立場でいかに気づきを与えられてきたかについて書いた。本章では、気づきを与える立場になった時、いかに苦心してきたかを著したい。 日本代表のキャプテン――。初めて聞いた時には、耳を疑った。アテネ五輪の予選を兼ねて2003年に行われたアジア野球選手権で、長嶋茂雄監督から指名を受けたのは突然のことだった。 7月に代表候補の発表があり、ショートには当時巨人の二岡智宏や西武の松井稼頭央といったそうそうたるメンバーがそろっていた。 「自分が選ばれる … [続きを読む] |
第一章 意識ひとつで結果は変わる気づくこと 野球は奥深いスポーツだ。ひとつ課題をクリアしたと思っても、また新しい課題が見えてくる。私は2013年のシーズンを最後に現役を引退したが、最後の最後にも新しい発見があった。 2013年は代打での起用が多かった。先発出場していれば、4回は打席が回る。先発投手とは3回程度は対戦があるわけで、一試合をトータルで考えることができる。ところが代打は1打席で結果を残さなければいけない。ましてや試合終盤 … [続きを読む] |
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