少々の時間外業務を済ませ、20時半を過ぎ、帰路へ－
ふと、車のガソリンがEランプを灯していることに気付く。
ちょっと給油していこう・・と、道中しばしば寄るセルフGSへ入る際、
すぐ向こうに立つ黄色い看板が目に入った。

　あ～オナカもすいたし、食べてっちゃおうかな～

寒さに耐えながら給油を済ませると、思い付きに任せ、
300ｍほど先にある黄色い看板の店へ向かった。
そして、駐車場に降り、屋外に立てられたノボリ旗を目にした瞬間、
ハッとした。

　創業祭・・？　今日は・・１月17日・・？！　スプーン開幕日だ！！

コロナの荒波を超え、なんとアノ企画が２年ぶりに帰ってきたのだ。
完全に不意をつかれた格好ながら、スプーンキャンペーンの開幕当日に、
まったく意図せず「ココイチ」に吸い込まれていった自分自身に、
まず驚きを隠せない。
しかも同じ状況を、2013年にも体験している。（過去日記参照）

一気にテンションを高めて店内に入り、
早速確認した今回のキャンペーンレギュレーションは、
従来のそれとは少々異なっていた。

例年は、定番のキャンペーンカレーが指定され、
これをオーダーした際に限り、
その年オリジナルのYEARスプーンが当たる「スピードくじ」を引くことができた。

しかし、今回は、
単にオーダー合計額900円ごとに１枚引くことができるという。
つまり、どのメニューをオーダーしても、
900円以上になれば、くじを引く権利が得られるのだ。

そして、キャンペーン期間が「１月17日～31日」と、
たった15日間しかないという異例の点にも気付く。
この期間内に、全国で200,000本を放出するというのだから、
キャンペーン対象メニューを１つに絞るわけにもいかないのだろう。

普段から、平均1,200円程度の会計となる自分としては、
「900円」の設定は、通常モードの内であり、
特に気負うこともなく、いつもどおりのオーダーを済ませた。

さて、毎年気になるのは、
くじを “いつどのように引くのか問題” であるが、
今年は、オーダーしたカレーと共に、店員さんがくじを１枚持ってくる、
というスタイルだった。
それは、ある意味、すでに店員さんが１枚引いてきているわけで、
くじＢＯＸの中から自力で引き当てる・・という、
これまでのような、くじ本来の醍醐味は味わえない。

まぁそれはよいとして、
届いたくじを開くよう店員さんから促されたので、
すぐさま、ペリペリっとめくってみると・・「チャレンジ券」。

初日初回での「当たり」は、今回もお預けとなったが、
チャレンジ券の扱いすらも、例年とは異なっていた。
自由に指定できるオリジナルネームが刻まれたスプーンが当たる、
という抽選に、なんとチャレンジ券１枚で応募できるというのだ。

従来は、チャレンジ券を数枚集めてハガキに貼って応募すると、
スプーンに限らず諸々の商品が抽選で当たる、
というパターンが普通であったが、
今回は、たった１枚貼るだけで１件応募できる。
抽選で551(ココイチ)名というのは、なかなか狭き門であるが、
応募数は増やせそうだ。

Nextチャレンジへの期待を胸に、初戦の店を後にした。

　～　～　～

以降、２店でくじをめくったが「当たり」は出ず、
キャンペーン開幕後、ちょうど１週間目の仕事帰り、
この日もかなりハラペコで、道中のココイチで食すことに決めた。

スプーン獲得へのチャレンジも、これで今季４食目となるが、
キャンペーンメニューが特定されていない分、
期間中、毎回違うカレーを食べることもできる、
というのは、これまでにない新感覚である。

席に座り、カレー＋サラダの1,172円分をオーダーすると、
やがて、カレーたちと一緒にくじがやって来た。

なるべく無欲無心に気持ちを整え、
届いたくじを少ぉ～し開いてみると・・ちょっと中の色合いが違う・・
そして、一気に開いてみると・・

　おぉ～！！「当たり」！！！

歴代でも比較的早い段階での「当たり」３文字との遭遇に、
まずはホッとひと安心、と同時に、
２年ぶりのスプーン獲得に心は踊る。

その場で店員さんに「当たり」を提示すると、すぐ取りに行ってくださり、
手渡された赤い箱の中には、2023 YEARスプーンが輝いていた。


年々重ねてきたこのチャレンジ、
今回のスプーンで、早や15本目の獲得となった。
個人的風物詩として、長年これだけ真剣に向き合ってきた史実は、
毎度ながら可笑しくもあり、また、ちょっと感慨深い。

１月24日　21:05
Mission Complete

①掛川久保店
②袋井久能店
③浜松立野店
④掛川久保店◎

※前回キャンペーンでの「当たり」も、なんと１月24日 ！

　～　～　～

会計1,172円は、
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