>All About >高学歴なのに「貧乏な人」が増えているワケ >午堂登紀雄 (米国公認会計士) によるストーリー >・1時間 >学歴だけでイノベーションは起こせない >誰もが巨万の富を築くことに成功するとは限らない、というかほとんどの人ができないのはなぜなのか。 >つまり、新しい価値を創造し、イノベーションを起こすことは、高等教育を受けさえすれば誰でもできるようになるわけではない、ということを示しています。
‘学者に金持ちなし’ ですね。
>これは、学んだことを実社会でいかに応用するかという思考習慣が養われていない、あるいは社会に出てからそういう姿勢で取り組んでいないことに起因します。 >学んだ知識を組み合わせて統合し、より複雑な問題に適用できないのは、与えられた問題を解くことに慣れてしまっているからです。 >自分で問いを発して探求し、解決方法を自らの頭脳で編み出し、成し遂げるという経験をしてこなかったからでしょう。 >そして、学校でもそういうことは教わりません。
英米流の高等教育は子供を大人にする哲学の教育であって、必ずしも職業教育 (実学) になっていませんね。
>小学校は基礎教育、中・高は大学受験に向かうカリキュラム。 >そして大学の先生は研究重視の人も多く、教えるプロフェッショナルではないし、他の分野をかけもちする学生を好まない人もいます。 >課題解決には「頭脳×机上×行動」が必要 >日本では、高校の時点で文系と理系に別れてしまいますし、大学に入ってからも早々に自分の専門分野を絞り込むことを要求されます。
大学生に一般教養 (哲学) が足りないのですね。
>これは自分の可能性を狭くさせてしまうリスクが指摘されています。 >そもそも世の中の課題や問題は、理系や文系に分かれているわけではなく、極めて学際的です。
そうですね。理系も文型も理屈の世界ですね。
>そのため、たとえば哲学などの正解がない分野に取り組む文系的な思考力と、仮説を立てて検証方法を考え、実験してその結果を再び次に活かすという理系的な素養の両方が必要性です。
現実には一つの正解があっても、非現実の世界には正解が無数にありますね。 各人に哲学がある。 Everyone needs a philosophy.
>分野横断的な知識と、それをどう整理し、分析して考えればよいか。 >そして自分以外のメンバーとどう協働すれば、世の中の問題が解決できるのかという「頭脳×机上×行動」ができる実践経験が必要なのです。
経験は学習そのものですね。
>思考技術を磨く訓練をする >環境が変わっても適切に情報を集め、ゼロベースかつクリティカルに思考し、クリエイティブに課題を解決していく力。 >また、どのような職業に就いても、しかるべきリーダーシップを発揮できる能力や得た知識を他でも応用できる力。 >これからの時代を生き抜くためには、これらの力が必要です。
大学危機の最も重大な面は、教授団に学生を統制する能力が無かったことである。また警察を導入するか、学生たちに教室や図書館を占領させ、荒させるか、あるいはその双方をやらせるか、というたいへんな選択に迫られた時、教授団がほとんど麻痺状態に陥ったことである。多くの学長、学部長、教授は乱暴な学生暴徒によって人民裁判に引き出され、それは目を見張らせるほど頻発した。 (人は城、人は石垣 F・ギブニー)
>複雑な問題に対処できる思考技能を獲得すれば、どんな分野に進もうと深い洞察や探求ができ、新しい知見を発掘することができます。
そうですね。分野に限りはありませんね。
>早い段階で求められる人になる視点をもつ >これから求められるのは、変化に対応する(対応させられる)のではなく、自らが変化をつくる側にまわること、1つではなく複数の成長シナリオを持ち、常にアップデートすること、回復力の強い人間になることです。 >少なくとも高校生くらいになったら、そういう視点で勉強することはモチベーションにもなるし、知識の定着にもつながるでしょう。
日本人には現実の内容しかない。日本語の文法には時制 (tense) というものがないからである。真理 (あるべき姿) の探求の必要はない。思考は停止している。現実は見ればわかる。日本人の処世術 (損得勘定) は説く。「規則を守りながら、自分自身の世間 (序列社会) の中で、できるだけ自分と自分の家族の序列順位を上げよ。将来のために子作りをしておけば、老後は安心できる。それだけやっておけばこの世は極楽といえる」 アメリカ人はこの種の「具体的なものごとだけ」の世界観にぶつかると、ある羨望選を持たされる。アメリカ人には現実 (事実) と非現実 (考え・哲学) の内容があるので、具体的な物ごとだけに考えを絞ることはできない。
>そして、社会に出てからはもちろん必要なのですが、こうした意識を持って事に当たれば、それが社会の役に立ってお金に換わるということはよくあることです。 >しかし、そういうことは学校ではなかなか教えてもらえません。 >だからこそ、学校でできないことは親が家庭教育の中で補完してあげる必要があると私は考えています。
そうですね。知識は臨機応変に組み合わせて使うものですね。
>参考:『1億稼ぐ子どもの育て方』(著:午堂 登紀雄/主婦の友社刊) >文:午堂 登紀雄(米国公認会計士) >大学卒業後、会計事務所などを経て、米国コンサルティングファームで経営コンサルタントとして経営戦略立案や企業変革に従事。 >貯金70万円を1年で3億円の資産に成長させた経験をもとに、お金持ちになる方法や考え方を伝授。
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