あっしも行ってまいりやした。藪蕎麦へ。

今日、東京出張へ行ったついでに、dojouさんお勧めの並木藪蕎麦（浅草）へ行ってみようと思い立ちました。

で、はたと困ったことに気づきました。
もとが関西系のボクは、東京の地理にはまったく疎くて、太陽が出ていないと北も南もわからん状態です。

東京駅から浅草へ行くには～？？？
わからん！
やめた！

ということで、残念ながら藪蕎麦行きを諦めました。
そういうことなら、早めに帰ろうと思い、東京駅の切符売り場まで来て、ふと路線図を見ると。
「神田って、東京駅のとなりじゃん。神田にも藪蕎麦御三家の一つ、神田藪蕎麦があるじゃん」
って～ことで、急きょ山手線で神田へ向かうことに。

さて、神田駅に着いたのはいいけれど、インターネットで調べておいたアクセスマップが、あまりにも簡易なものだったので、まず、山手線の神田駅が載っていない。
神田駅構内にあった神田駅周辺案内図の前に１０分以上も陣取って、神田藪蕎麦を地図上に探していました。
なんとなく、ここらへんかな～、ってくらいにわかってきたので、頭の中で案内図と駅周辺の景色をダブらせながら、フラフラと駅を後にしました。
中央通り（国道１７号線）と靖国通りがあってぇ、神田川がここら辺に流れていてぇ・・・
１０分くらいあたりを見回しながら歩くと、なんとか目的地の神田藪蕎麦の看板が目に飛び込んできました。


やれやれ、やっと蕎麦が食えるぞ。

店に入ると、ちょうど入れ替わりくらいに食事が終わったお客さんが席を立ったところで、まったく待たずに席に着くことができた。

店内はなかなか広く、１００人くらいのお客さんがいて、ほぼ満席状態でした。

蕎麦の味とツユの味をしっかり確認したかったので、注文したのは「せいろうそば」と「かけそば」の２品。
いずれも１人前６３０円と良心的な値段。
　

ただし、せいろうそばに関しては、決して１枚では腹へたまりません。
５～６枚は軽くいけちゃうんじゃないかと思います。
（蕎麦だけで3,000円以上かかっちゃう！）

いつもやってる蕎麦会の、会費500円で死ぬほど食べ放題って、つくづく安いなぁ・・・って思ったりしちゃいました。

出てきた蕎麦は、すこし緑がかった細打ちの長～い麺。
まずはツユをつけずに・・・うん！美味い！
一口噛むと、口の中にふわ～っと豊かな蕎麦の香りが満ちてきました。
いつも蕎麦研で食べているスーパー安曇野より、少しキメが細かい感じで、ちょっとだけ更科蕎麦っぽい感じ。歯ごたえもしっかりしているんだけど、蕎麦研のように思い切り冷水で締めている感じとはちょっと違う。なんだか上品な感じ。ノド越しも滑らか。

さて、次にツユだけをちょっと飲んでみる。・・・うめぇ！
dojouさんがレポートした並木藪蕎麦と、たぶん同じような味だと思う。
しっかりとした濃い味なんだけど、口の中にほのかにカツオだしの甘味が広がって、余韻を残す感じ。

蕎麦にツユをちょっとだけ付けて、口の中へ・・・・
あぁ～っ！美味い！

蕎麦って、本当においしい。

上のレシートの写真の中の「スシ　２ニンオリ」って、何？
と気になった方のために・・・

これです。

一つ女房に食われてますが、のり巻き８個で２人前です。
１人前４個、７２０円・・・・


さて、並木藪蕎麦、神田藪蕎麦ときて、御三家のもう一つの藪蕎麦は。
「池之端藪蕎麦」です。
上野は不忍池の近くにあるそうです。
どなたか機会があれば「池之端藪蕎麦」のレポートお願いします。

藪蕎麦御三家を紹介したサイトです。
http://www.tokyo-kurenaidan.com/yabu1.htm

蕎麦寿司の具は、卵焼きと椎茸の甘辛煮でした。
蕎麦寿司の方は、はっきり言って特別「うめぇ～！」ってこともなかったです。
蕎麦そのものの味より、椎茸の味の方が前へ出すぎているような気がしました。

やたら、何でも巻いてみる、ってーのもいいかも。

「神田藪蕎麦」おいしかったでしょうね～！
藪蕎麦食べたい！！

何をどうするとあの味になるんでしょうね？
美味しい店の味を体験することは大事ですね。
この味を忘れないように、２９日の蕎麦と比べてみて下さいよ～。

さて、「蕎麦寿司」も美味しそうですね。
一度、蕎麦研でもチャレンジしてみたいですね。
寿司の具は、卵焼きとカンピョウですかね？
家でやる手巻き寿司の具なんかでも美味しいかなぁ～？

おいしそうですねぇ～（＾＾）♪
お店の外観も、雰囲気のある感じで。
「行きたい」という思いが通じたんですね。
　東京駅で迷わなかったんですね。
尊敬します！