【そばけん】 部室 の「桜そばを打ってみました。」
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桜そばを打ってみました。
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2008年06月25日 17:19
 6月21日(土)清水にいる姪の入籍を祝い、桜蕎麦を打ちました。
 4月に「ぷらっと!」ライターによる掛川ツーリングの際に小松師匠が打った桜蕎麦を参考にして、自分なりに計画を立てて取り組みました。
 師匠達は、桜餅に使う桜葉の塩漬けを粉にして練り込んだようですが、結婚のお祝いなのだから、結納などの祝い席に出す「桜湯」をイメージして、「桜花の塩漬け」を使ってみました。
 仕上がりのイメージとしては、打ち上がった淡いピンク色の蕎麦生地にヒラヒラと桜の花びらが舞う、そんな蕎麦を打ってみたかったのです。
 材料を探しにスーパーに出かけました。材料はすぐに見つかり、そこで見つけたのは桃屋の「桜漬け(おうかづけ)」(60g入り瓶600円くらい)」と「つけもと(株)の「食紅」(5g?円)」でした。
 
 打ち始める前の準備として「桜花漬」一瓶の約1/3の量を湯にしたし、桜の花を白色の器の中で咲かせ、同時に塩抜きをします。
そして、開いた八重の桜花には堅い「がく」が付いていますので、がくとへたをちぎり取って花びらだけにし、お湯から出した花びらを細かく刻みました。蕎麦粉に混ぜようと考えたのです。
 刻んだ花びらは濡れていて塊になってしまうので30ccの水に戻し、そこにほんの少々の食紅を振り入れ、加水用の水とは別に水回しの水の一部となるよう計算に加えました。加水用水を30cc用意しておきました。

 いよいよ蕎麦打ちに入ります。
 更級粉500gに水320cc(約51%)から沸騰させた熱湯を注ぎ込み、さえ箸で湯回し。素手で水回しができるほどに冷めた蕎麦粉に強力粉125gを入れ、水回し作業。全体に水が回ったところに、事前に準備した桜花入り水を入れて、練りと菊練り作業。続いてのし作業に入りました。ご存知のように更級蕎麦は、薄くのして、細打ちして、のどごしの良さを楽しむもの。そこに見た目の色合いとかわいらしさ加えて仕上げようと取り組みました。
 でも、更級は切れやすく破れやすいので、徐々に徐々に均一にのしていくのはなかなか大変です。なんとかのし作業を終え、たたみ終え、そしてできるだけ細く切り終え、仕上げました。
 参考までに打ち終えるまでの桜そばの写真と茹で上がり状態の写真を載せました。
 写真では見えないかも知れませんが、蕎麦の中に桜の花びらが散りばめられた状態に仕上がり、自己評価としてはイメージに近いものに仕上がり満足しています。味は、桜よりも蕎麦の味が前に出ているので、分量としても適量に思います。経験の無さからのどごしの良さと滑らかさが欠けるので、今後、練りとのし技術を究めたいと思います。

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Re: 桜そばを打ってみました。
【返信元】 桜そばを打ってみました。
2008年06月26日 01:21
きれいな蕎麦ですね!
桜の花が散りばめられた蕎麦、お祝い事にはいいですよね。

変わり蕎麦は伸すのが大変ですよね。
前回、師匠が「桜蕎麦」を打ったときに、田舎蕎麦と同じよう感じで伸ばすんじゃなくて、伸し棒で押さえて薄くしていく感じだと言っておりました。
今度やるときに参考にしてみて下さい。

また変わり蕎麦を打ったら教えて下さいねー。
Re: 桜そばを打ってみました。
【返信元】 桜そばを打ってみました。
2008年06月25日 18:58
スゴいですね!(゜o゜;)
キレイに仕上がって姪子さんも喜ばれたんじゃないでしょうか(^-^)
いつか自分もこういう蕎麦が打ちたいです。