電子フォーラム「一隅を照らす会」の「行政や政治の不満には積極的に発言すべきでは」
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行政や政治の不満には積極的に発言すべきでは
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2008年04月10日 09:24
 現在の行政や政治はまさに「高齢者いじめ」であると思っております。
 昔の日本には「楽隠居」という言葉があり、若いときには精一杯働き、還暦を過ぎると「隠居」し、悠々と余生をおくることができました。
今の日本はどうでしょうか?
 定期健康診断補助の70歳以上者のカット、高齢者の医療費の3割負担、後期高齢者の保健料の年金天引き等々、まさに「平成の姥捨山」の到来であります。
 国民、市民は納得できないことについては、もっとともっと発言すべきであると思っております。
 
 定年退職後も年1回市立病院の人間ドッグで定期検診をしておりましたが、いつも市から郵送される、定期健康診断の案内がきませんので、市の担当者に問い合わせしたところ、「あなたは来年4月に70歳になりますので、私立病院での定期健康診断の補助は出ません、45,000円の実費で受診して下さい」との、なんとも情けない理不尽な回答でありました。

 年金生活者ですので現役時代に比べれば納税額は少なくなりましたが、毎年市民税はきちんと納めておりますし、高い国民健康保健料も納めております。
何故70歳になると補助がカットされるのか理解できなかったのであります。
 掛川市は「一世紀一週間人生」のキャッチフレーズで「元気で長生きし、最後は周りに迷惑かけずに黄泉の国に旅発とう」との生き方を提案しております。
 若いときはあまり病気になることもあまりありませんが、加齢とともにいろんな病気が出てきます。従いまして、高齢者ほど「早期発見、早期治療」が必要であり、結果として医療費を軽減することになり、市の財政負担の軽減に貢献することなのに、何故市はそのことを理解しないのか不思議であります。
 市は「70歳以上の定期検診補助のカット」と言う、「一世紀一週間人生」とは全く相反する行政をしていたのであります。
 どうしても、市の政策が理解できませんでしたので、市の担当者に話しても現行制度の説明を繰り返すだけで問題の解決にはなりませんでした。
最後の手段は市長へ直接提言する以外に方法はありません。
 上記の内容で市長に提言申し上げましたが、小生の提言を聞き入れて頂いたのかは分りませんが、今年は、私立病院で従来通り、10、000円で定期検診を受けることができますとの案内がきました。
 小生が提言したから、そうなったのかは分りませんが、政治に対しても行政に対しても「不合理なこと」、「納得できないこと」については積極的に発言せべきであると思っております。
 日本には「長いものには巻かれろ」、「お上が言っていることだから」とか自己主張をしないことが美徳であるような風土がありますが、決して美徳でもなければ、褒められることではないと思っております。
 今の日本は「主権在民」が土台であります。
 不合理なこと納得できないことについてはもっともっと発言すべきであると思っております。




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