１月２３日午後３時２９分、ひと足先に自分の周辺に春が来ました。
校長先生が、高野連からの朗報を受けグランドで練習している部員たちを集合させ、朗報を伝える・・・

　感動の一瞬でした。でも部員たちは、だれも涙を流しませんでした。主将を胴上げして、集合写真を撮影して、すぐ練習を再開しました。

　３４年前の部員たちはこの時、みんな涙を流して握手し合ったり、抱き合ったりしたんですが・・・。私はもちろん、今回も遠くの木の陰に隠れて涙を流していました。

　昔の野球少年と現代の野球少年の違いでしょうか。

　久しぶりの母校の甲子園出場です。選考会前から「ほぼ確実」と言われてはいましたが、やっぱり正式に決定するまでは落ち着かないものがありました。

　出場が決まった今、選手たちには一層練習に励んでもらって、甲子園では、ぜひ勝利の校歌をいっしょに歌えるようにと願っています。

　よく、公立高校が甲子園に出場して勝ち抜くことは大変、と言われますが。

　そこで出場校の公立、私立の数と部員数を調べてみました。

　今回の出場校３２校のうち、公立はちょうど半分の１６校でした。（うち市立１校、２１世紀枠３校はすべて県立です）。

　部員数は、一番多いのは私立の１０５名、一番少ないのは県立で３０名、ちなみに母校は３５名で２番目に部員数の少ないチームでした。また、秋に神宮大会で優勝した神奈川県の私立高校は、多い方から２番目の９７名でした。

　知りたいことがすぐ解る。ほんとうにインターネットって便利ですね。

　ＩＴ基礎講座。各地域学習センターなどで実施しています。