５月６日、五明の松浦さんの茶畑で茶摘みを行いました。
　
西郷小の６年生は、毎年、手揉み保存会の方が用意してくださる「掛川茶」を修学旅行の時に東京で出会った人に手渡す活動をしています。
しかし、今年は、３月～４月の天候不順で茶葉の生育が思わしくなく、手揉み保存会の方で茶葉を確保することが難しいということで、６年生自ら茶葉を摘もうということになりました。
　
「一芯三葉」で形のよい葉を選びながら、黙々と摘み続ける子。
「いいにお～い！」と摘んだ葉の香りをかいだり、「夏もち～かづく　は～ちじゅうはちや♪」と歌いながら摘んだりと、茶摘みを楽しむ子。
松浦さんの「６年生の力に期待しているよ。目標５ｋｇ！」という呼びかけに応えるように、どの子も一生懸命茶葉を摘みました。
４０分ほど摘んだところで葉を集めてみると合計５．８ｋｇ。目標達成！
　
茶摘みの後には、「蒸し」の工程も一緒に行いました。
「２０秒蒸して１０秒混ぜ、さらに２０秒蒸す」という工程を繰り返し、摘んだ茶葉をすべて蒸し上げました。
蒸した茶葉は、手揉みをするまで冷凍保存するそうです。
自分達で摘んだ茶葉を自分たちで蒸すところまで行いました。この後、おいしいお茶となり、たくさんの方の手に届くのが楽しみです。