まち本!の「チャレンジ! 掛川検定36景」
「チャレンジ! 掛川検定36景」の書込一覧です。
チャレンジ! 掛川検定36景
【閲覧数】1,407
2009年11月04日 13:45
■[シリーズ]チャレンジ! 掛川検定36景
各地でご当地検定が盛んに行われる中、その場所に行かなくては答えがわからない掛川検定「旅心で巡る掛川36景」に「いいじゃん掛川編集局」がチャレンジ。エピソードや物語に満ちた36ヶ所をレポートします。

書き込み数は2件です。
[ 日付順 ] [ 投稿者順 ]
Re: チャレンジ! 掛川検定36景
【返信元】 チャレンジ! 掛川検定36景
2009年11月06日 23:46
ついつい読み込んで、大笑いさせてもらいましたm(_ _)m
私も検定取り組みました、1問目から駅内をふらふらして答え探しましたが、
正解にたどり着く糸口・・あるんでしょうかね(^^;

次回楽しみに待ってます!!
Re: チャレンジ! 掛川検定36景
【返信元】 チャレンジ! 掛川検定36景
2009年11月06日 16:07
Q.1
JR掛川駅の北口は木造駅舎ですが、全国の新幹線駅の中、木造の駅舎がある駅はいくつでしょうか。
A.1駅 B.2駅 C.3駅 D.4駅

シリーズものの取材記事として、そこに行かなければ答えのわからない「旅心で巡る掛川36景」を巡ってみようと思った。掛川を知る一つの入り口として。
その場所で何に出会い、何を感じ、どうレポートできるか全くわからないからこそ、自分でも楽しみな企画だ。
さあ、どうなることやら…。


その第一問の舞台は掛川駅。
木造駅舎の建て替えが話題になっているが、私自身、過去に掛川駅を利用し通勤していたにも関わらず、「駅舎が木造だ」ということすら気づかず、駅を意識したことさえなかった。
調べてみると、掛川駅は1940年に建てられている。ノスタルジックにいえば、70年ものあいだ、人の行き来を、出会いと別れを、見てきたのだ。せつなさ、悲しさ、嬉しさ、幸せ、いろいろな想いをくるんできた駅なのだ。

さて、第一問の答えを求めてまずは駅の中に入ってみた。どんな話が聞けるだろうかと、ワクワクしながら。
駅員さんは忙しそうだ。掛川検定のパンフレットを見せつつ、キヨスクで働く女性に聞いてみた。
「全国の新幹線駅の中で木造駅舎がいくつあるか、質問されたことはありますか?」
「そんなのないよ」
キヨスクのおばさんはあっさり言うと、「そんなことより」と話を続けた。
「それよりあんた、市の人なら、ここに掛川のパンフレットを少し置いてほしいよ」
「…いえ、あの、私は市の職員ではなくて…」
「頼んだよ。はいはい、いらっしゃい」
お客さんが来て、会話はそれきりとなった。

「パンフレットを市に頼む」と手帳にメモしたあと、改札口の方を振り返る。駅員さんの手がすいている。
「あの」
「なに?」
同じことを聞いてみる。
「そういえば夏頃、聞きに来た人がいたなあ」
「それです、それです! 八月の新聞に載りましたから」
「二人の人に聞かれたな。他の職員も聞かれていると思うよ」
「なんて答えたんですか?」
「さあ、と」
「は?」
「さあ、知らんなあと」
「あらら…」
「全国の新幹線駅のことなんて、そりゃあわからん」

今度は地下のコンコースを通って、駅南に向かってみた。途中の観光案内処でも聞いてみる。
「ええ、何度も質問されるんですよ」
「で、なんて答えられます?」
「わかりませんと」
「うそっ」
思わず失礼な言葉が出た。観光案内処の女性は、ちょっと困ったようにはにかんだ。
「実はね、答えは知っているんですよ。でもね、市の方から『この問題は、自分で巡って自分で答えを見つけるための設問だから、簡単に答えを教えないで下さい』って言われているんですよ」
「そうなんですか」
「ええ、『本当は知っているんでしょ』って言われることもあるんですけどね」

南口に出ると、タクシーの運転手さんが三人、外で立ち話をしていた。
「そんなこと、聞かれたことはないな」
「どうだ?」
「オレもないなあ」
「どこの飲み屋がうまいか、っていうのはよく聞かれるけど」
「そうそう」
「きれいなおネエちゃんのいる店とかね」
「そうそうそう」
「ワハハハ」

北口に戻り、一縷(いちる)の望みをかけて駅前交番にも寄ってみた。
「こんにちは」
実は交番に入るのは初めてだった。
「そういうことは、聞かれたことがないなあ」
「おまわりさんに聞くのは、勇気がいるんですかね」
「そんなこともないだろうさ。子どもたちはよく質問に来るよ。掛川の名所についてとか、警察の仕事とか」
「ちなみに、木造駅舎がいくつあるかはご存知ですか?」
「さあ。考えたこともないよ」
「……」

キヨスクで聞いても、駅員さんに聞いても、観光案内処で聞いても、タクシーの運転手さんに聞いても、おまわりさんに聞いてもわからない、第一問の答え。
一体どこに行けばわかるのか、第一問!

掛川検定を巡る旅はまだまだ続く…。

(取材レポート:いいじゃん編集局 河住)