まち本!の「[ホテルウーマン2(レストラン編)]お仕事アラカルト」
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[ホテルウーマン2(レストラン編)]お仕事アラカルト
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2010年02月06日 12:14
ホテルウーマンの仕事ぶりを取材しようと、全3回(フロント部門、レストラン部門、アミューズメント部門)のシリーズでお届けしています。
今回は「レストラン部門」。どんなお話が飛び出すやら、楽しみです!


『 言葉と気持ちで応える、カッコいいホテルウーマンに! ~ホテルウーマン(レストラン編)~ 』
大石亜由美さん 株式会社つま恋 レストラン課ベルフィユ(入社6年目)
チーズコーディネーター(ADRJ認定)

まずは、つま恋に就職したいきさつをお聞かせください。

ホテルウーマンになりたかったんです! つま恋のような楽しめるところがいいなと思っていましたし、近所でもあったので(笑)、高校三年生の夏休みにアルバイトをしました。ゲートで案内係を担当したんですが、とにかくとっても面白くて!



そんな目を輝かせるほど(笑)、面白かったんですか? どんなところが?

はい(笑)。私は中学高校とソフトボール部だったので、アルバイトは初めてだったんです。ゲートで「いってらっしゃいませ」とか「オレンジの線に沿ってお進みください」とか、そんなふうに案内することがとても新鮮でした(笑)。お客さまの中には毎日温泉に来られる方もいらっしゃって、「今日は寒いね」「いつも元気がいいね」と声をかけてもらえることも嬉しかったです。
つま恋は、敷地内に一歩入ると周囲から遮断されて別世界のようになります。つま恋自体が一つのテーマパークのようで、ディズニーランドのアトラクションのような気持ちになったんですかね(笑)。
それで、上司の方に「つま恋に就職したいと思って来ました!」と伝えたら、就職試験の枠を一つ学校に出してくれて、試験を受け、無事合格し、就職することができました。もし受からなかったら、ホテルウーマンの専門学校に行こうと思っていました。

学生ではなく「まず現場!」だったんですね。実際に働いてみてどうですか?

1年目からレストラン部門に配属されました。接客のマナーや立ち居振る舞いを教えていただき、まずは先輩のまねをしました。フォークの置き方一つでも疑問に思うと「どうして、そこだけフォークの置き方が違うんですか?」とどんどん質問しました。聞くことで、一つ一つに理由があることがわかりました。



大石さんは姿勢がとてもいいですね。見ていて気持ちがいいしカッコいい。

これも先輩から学びました(笑)。

実際にレストランの仕事で、こんなことに注意しているとか、こんなことを頑張っているということがあれば教えてください。

はい、まずお客さまが数人で入り口に入ってきたとき、どの人が主賓の方か即座に見極めることが必要です。さりげなく上座の席やお庭の見える席にご案内しないといけないので。……難しいですけどね(笑)。
あと、洋食の場合、緊張されているお客さまも多いので、リラックスしていただけるように声をかけています。和食だと、お茶を出ししただけで「静岡のお茶はおいしいね」と気軽に言ってもらえるのですが、洋食だと、お料理の説明をしても、「海の幸マリニエール サフラン風味」というように、普段あまり聞かない言葉なので無言になってしまわれるお客さまもいらっしゃって……。そこで一言、「何の食材を使ったソースです」という会話だけで、お客様の満足度はあがります。



大石さんにとって「サービス」とは?

う~ん……、思いやりと気配り、それからお客様の気持ちを汲み取ることかな。不安そうにしている方には、ナイフとフォークの説明をしたりとか、そんな小さな心配りができればと思っています。
あと、落ちたフォークの音でどのフォークか判断して、すぐ持って行けるようになれば一人前だと思うし、カッコいいなあと(笑)。

フォークの落ちた音でわかるんですか?

「今、何のフォークを使って食べている最中だな」とか、「軽そうだな」「重そうだな」とか。正解のフォークをサッと差し出したとき、「どうしてわかったの?」とびっくりされると嬉しいですね(笑)。

チーズコーディネーターの資格を持っていらっしゃるんですよね?

はい。ソムリエの試験も受けたいんですが、まだ受験資格の実務経験が足りなかったので。

このバッジがチーズコーディネーターの資格者ってことなんですね。

はい。



かわいらしいですね~(笑)。

チーズのバッジもかわいいんですが、ぶどうのバッジもカッコいいなあと(笑)。

ソムリエの試験というのは、どんな試験内容なんですか?

筆記、実技、テイスティングなどがあります。歴史、製法、種類、温度、栄養など幅広い知識が必要です。ぶどうのバッジは、一目でわかる信頼感です。バッジの重みを感じます。お客さまから聞かれたことは何でも答えられる、そして気持ちに応えられる、そんなカッコいいホテルウーマンになりたいと思っています。



大石さんには、前向きにチャレンジして何でも楽しい事にしてしまえるパワーみたいなものがありますね。

ありがとうございます!

ホテルウーマンの仕事の面白さは何だと思いますか?

人と人のつながりが生まれることかな……。レストランでもテーブルごとにドラマがあります。気まずい雰囲気なのかな~と思えば、パンの説明に行って空気を変えたり、恋人同士らしきお客さまが指輪を渡してる場面に立ち会って、こちらまで幸せな気持ちになったり(笑)。
そんなとき、スムーズにお料理が出せると嬉しいですね。
お客さまは、おいしい料理やゆったりとした時間を楽しみに来てくださっているので、そうした時間、空間を大切にしたいと思っています。……キッチンの忙しさとのギャップはすごいですけど(笑)。
あと、お客さまが寒そうならひざ掛けを持っていくし、赤ちゃんが寝てしまったらばベッドを作ってあげるとか……。どこまでしていいのかなと最初は迷いました。ホテルによっても違うのだろうし……。でも今は、お客さまが喜ぶことはやっていいんだと思うようになっています。
そうした、仕事の小さな喜びの積み重ねが、仕事のやりがいを生んでいるように思います。



「小さな喜びの積み重ね」、いい言葉ですね。
ありがとうございました。本当に楽しい取材でした。ソムリエの勉強もがんばってくださいね!

はい。こちらこそ、ありがとうございました!



頑張っている人っていいなあ~としみじみ思いつつ、つま恋のレストランをあとにしたのでした~。

さて、次回は「アミューズメント部門」。つま恋で行われる音楽コンサートを仕切るディレクターのもと、辣腕をふるうという噂(?)の女性です。どうぞお楽しみに!


【取材協力】
ヤマハリゾート つま恋
〒436-0011
掛川市満水2000
TEL 0537-24-1111(代)
http://www.tsumagoi.net/

[取材レポート:河住雅子]

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