まち本!の「羽生名人にインタビュー[王将戦レポート4]」
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羽生名人にインタビュー[王将戦レポート4]
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2010年02月19日 10:56
掛川市は「木の文化のまちづくり」をすすめている。掛川城天守閣は日本初の木造だし、国の重要文化財である掛川城御殿も大日本報徳社大講堂も木造だ。建て替えが議論されている掛川駅舎も、全国の新幹線駅の中で唯一の木造駅舎である。

王将戦前日、羽生善治王将と久保利明棋王が掛川に到着。対局会場となる掛川城二の丸茶室前で、記念植樹が行われると聞き、取材に行ってきた。
植樹されたのは「カヤ」と「ツゲ」。将棋盤にはカヤの木が、将棋の駒にはツゲの木が使われることから今回の植樹となった。



松井三郎掛川市長の「この幼木が育ち、将棋の盤や駒になるのにどのくらいかかるんですか?」の問いに、市の商工労働観光課の担当者は「数百年ですかね」と答えると、市長は「じゃあ、この幼木が盤や駒になるところは見られないなあ」と笑顔で残念がるなど、周囲は終始和やかな雰囲気だった。



初めてナマ(?!)で見る羽生さんと久保さんは、礼儀正しい、物静かな印象の好青年だった。名刺の受け渡しも、幼木を受け取るときも、新聞各社の記念撮影のときも、非常に腰が低く、礼儀正しい。

掛川市や掛川城の印象を訪ねられた羽生さんは、「落ち着いた佇まいのまちですね。木は長い年月をかけて育つもの。木造の天守閣は重みがあります」と答えられた。また、「将棋版や駒のカヤやツゲはいつも手に触れていましたが、こうして原木を見るのは初めてです」と周囲を笑わせた。



はじめ、新聞各社の記者の方々の後ろでこっそり二人の受け答えを聞いていたのだが、取材が終わった記者たちはその場をどんどん離れていく。ついには、羽生さんの目の前に立つことになってしまった。
「何か質問しなくては!!」
あせる気持ちのまま、ちょうど前の記者の方が掛川城天守閣の話をしていたので、その流れに沿ってこんな質問をした。
「掛川市は『木の文化のまちづくり』をすすめています。羽生さんは、盤や駒が木であることを、実際に将棋を指しているとき感じられることはありますか?」
ドキドキして声が上ずった。そんな私の問いかけに、羽生さんはにこやかにこう答えられた。
「駒を並べるときから意識します。木の駒はプラスチックの駒には感じられないぬくもりがあります。生きているものとそうでないものの違いでしょうか。将棋を指すときも、駒の木目が見えますから。一つ一つ違う木目が見えるんです」
メモを書く手が震えた。

※今回植樹されたカヤとツゲの幼木は、「ゼロの会」(山本明会長)から寄贈されたものである。

[取材レポート:河住雅子]

書き込み数は2件です。
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Re: 羽生名人にインタビュー[王将戦レポート4]
【返信元】 羽生名人にインタビュー[王将戦レポート4]
2010年02月19日 18:25
樹齢推定500年って、どのようにしてわかるんでしょうか?
まあ~、年輪とかヒントになるものから推定されるでしょうけれど。
木を切り倒せないし、・・・・・。
「どうやって地下鉄の車両は、地下に運ぶんでしょうか?」と
同じくらい不思議です。
Re: 羽生名人にインタビュー[王将戦レポート4]
【返信元】 羽生名人にインタビュー[王将戦レポート4]
2010年02月19日 15:00
倉真の松葉地区には、樹齢500年と推定されるカヤの木があります。
長い月日をかけてゆっくりゆっくり育まれ、現在、掛川市の指定文化財となっています。


今回、植樹されたカヤとツゲ。
どんなふうに育っていくのでしょうね。