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暮らしの雑貨屋「ちいさな森」オープン
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2010年05月10日 10:29
暮らしの雑貨屋「ちいさな森」オープン

森が好きで、モノ(道具)を大事にする暮らしを提案したくて、暮らしの雑貨屋「ちいさな森」をオープンした鈴木陽子さん。整理収納アドバイザーとして仕事をする中で、家の中にものが増え続ける現実を目の当たりにしてきた。「自分自身も買い物が好きで、ものに溢れた生活をしていました。そんな中で、整理収納の勉強をし、お気に入りの物に出会って、大切に使い続けて愛用品を作る、愛用品ができると余分な物は要らなくなるし、暮らしが楽しくなる。そんな暮らし方を提案したいと思いました。バターナイフ一つで食事が楽しくなる、そんな暮らしを提案したいのです」



整理収納アドバイザーの仕事をしていて一番感じるのは、「作り手の想いがじかに感じられないものほど、使われずに、溜め込まれる物になっていく」ということだったという。
「大量生産の物などは、制作者不在になってしまう。それはただのモノになってしまうように思えるんです。逆に、作った人の想いが使用者に伝わると、そのものが大切に思え、大切に使い続ける愛用品になっていくと思います」と鈴木さん。
「愛用品が増えれば、モノは増えないはずです。とてもお気に入りのお財布と出会えば、もらったり、安売りだったりしても、他のお財布には興味がなくなり、新たに買うこともなく、もらってもいつか使うかもという気持ちも起こらず、手離す事が出来ると思います」
そうした体験を通じて、想いの伝わるもの、お気に入りのものを少しずつ増やしていく暮らしを実現できたら……。そんな将来愛用品になりそうなものを見つけて、この「ちいさな森」で紹介できたら……。そして、同じように「もの」や「暮らし」を大事にする人たちが集まる場を作れたら……。
想いはそんなふうに広がっていった。



取材に伺った日は、「ちいさな森」プレオープンのお茶会。



生活の中でお茶を大事にする人、
手作りのパンでサンドウィッチを作る人、
お気に入りだった服をリメイクしてブローチにする人など、暮らしを大事にする人たちが集まった。

今後、本業である整理収納アドバイザーの講座だけでなく、主催する「わいわい♪ちょこっとカルチャー」の講座など様々な催しを通じて、暮らしを大切にする人たちの交流の場になればいいと語る。



愛用品を使う暮らし――。
雑貨屋として、その提案商品一号は、実家である印刷所が廃業した際、古い活版印刷の版を利用して作ったオリジナルステーショナリーだ。作り手の想い、印刷する人の想いが詰まった便箋やポストカードが並べられている。役目を終えた活版印刷機の、最後の仕事ともなった。



仲間たちに囲まれ、支えられ、暮らしの雑貨屋「ちいさな森」は始まったばかりだ。




「ちいさな森」オープンイベント
「森のまーけっと」(出店者募集中)
5月21日(金)22日(土)11時~15時
5月のテーマは「森」

ちいさな森
OPEN 火、水、木、金曜日(ときどき土曜日)10時30分~17時
掛川市中央3丁目139  <戸田書店中央店南側>
TEL&FAX 0537-28-8868
http://chisanamori2010.hamazo.tv/

「e-じゃん掛川」内「ちょこカル@ちいさな森」コミュニティ
http://e-jan.kakegawa-net.jp/c.phtml?g=144363


取材レポート:いいじゃん掛川編集局/河住雅子

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