まち本!の「掛川がんばる人の輪[岡本奈甫子さん]」
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掛川がんばる人の輪[岡本奈甫子さん]
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2011年05月07日 16:16
「がんばる人」が「がんばっていると思う人」を紹介し、その紹介された人がさらに「がんばっている人」を紹介し……、というように次々に掛川のがんばる人の輪をつなげていくシリーズ「掛川がんばる人の輪」。前回のがんばる人、美容室「スタジオJOY」の海野倫世さんから紹介されたのは、掛川グランドホテルでウエディングプランナーとしてお仕事をする岡本奈甫子さんです!

一つ一つの結婚式がオリジナルストーリー
掛川グランドホテル ブライダル課マネージャー 岡本奈甫子(おかもと なおこ)さん

■映画「ウエディングプランナー」に感化されて
実家が牧ノ原で農機具販売をしているので、お店には常にお客さんがいる環境で育ちました。そのおかげか、人と接する仕事、人が喜んでくれる仕事をしたいなあとずっと思っていました。中学生のとき、祖母の入院をきっかけに「看護婦さんになりたい」と思ったのですが、数学がからきしだめで(笑)、看護師への夢はあきらめました。



私は、「自分が喜ぶことより誰かが喜ぶこと」「誰かの幸せになる顔を見ることが嬉しい」タイプのようです。ホテルウーマンになりたいと思い、海外の大学でホテルと旅行業の学科を取っていました。ゆくゆくはホテル業界に就職したいと考えていたのですが、そんなとき、映画「ウエディングプランナー」に出会いました。
結婚式を演出するウエディングプランナーという仕事があることは知っていましたが、映画を見て具体的な仕事をイメージすることができました。お客様の前では優雅に振る舞い、でも舞台裏はドタバタで、そんなジェニファー・ロペスがとても素敵でした。女性がカッコよく働く姿も印象に残りました。
「ホテルでウエディングの仕事をしたい」
そう思った私は、大学の3ヶ月の休暇を利用して、横浜にある専門学校に通い、ウエディングプランナーの資格を取りました。そして、卒業後に掛川グランドホテルに入社したのです。



■仕事の現場 
実際、ウエディングプランナーとして働きはじめて、映画で見るよりもっと大変なドタバタがあり(笑)、同時にものすごく地味な作業もたくさんあることを知りました。
結婚は幸せになりたいからするもので、その気持ちを形にするのが結婚式です。表に見える「結婚式」を作り上げるために、事務作業など現実的で地道な作業があり、でもそれはベースとなる大切な仕事であり、そうした裏方の仕事を私たちが請け負うことで、お客様には、表に見える、華やかな、非日常の部分を思いきり味わっていただく。それがウエディングプランナーの仕事なのだと思いました。

また、想いや幸せといった形にならないものを形にするわけですから、打ち合わせの最初の頃はお客様と意思疎通ができないこともあります。わかりあえないと、ほんとに苦しいですね。でも、それがわかりあえたとき、同じ目線になれたとき、本当に嬉しいです。
先日も、結婚式のテーマが “黒&白” だったお客様がいらっしゃいました。一つ間違えば、お葬式のイメージに近くなってしまうカラーを結婚式でどう表現するか、とても悩みました。
会場のテーブルクロスやペーパーアイテムだけではちょっと物足りなく感じ、他にもどこかでお二人のテーマカラーを表現出来ないか、悩んだ末シェフにお願いして、「白身魚にイカスミの黒のソース」で見事に白と黒が表現することができました。形にするのが難しかったテーマですが、新郎新婦のお二人は「期待以上の結婚式をあげられた」と、披露宴中にサプライズで私にプレゼントを用意して下さって……、今では友人としてお付き合いさせていただいています。



■道に迷ったとき、両方を選ぶ選択をした
子どもを産んだとき、仕事を続けるか子育てに専念するか、迷った時期がありました。でも、私にとって新郎新婦さんに幸せになってもらうことは、子どもを大切に思う気持ちと同じくらい大事なことでした。どちらかを選ぶということがどうしてもできず、両立する道を選びました。
仕事は夜遅いこともあり、保育園に迎えに行ったり買い物に行ったり家事をしたり、本当に大変なのですが(笑)。

ウエディングプランナーの仕事をしていて思うのは、一つ一つの結婚式が一本の映画みたいだということです。そのどれもがその人のオリジナルストーリー、常に同じものはありません。
毎回、同じようにやればいいのではなく、
毎回、新しい発見があり、
毎回、その人のストーリーがあります。
だから面白いと思うのだし、そうした場面に立ち会える幸せを感じます。もちろん一生に一度の結婚式ですからプレッシャーもあります。でもやり遂げたとき、喜んでいただけたときの満足感と達成感は「この仕事を選んでよかった」と心から思う瞬間です。



ウエディングプランナーには、「自分の幸せより誰かの幸せのために行動できる人」「人を喜ばせたり、人に喜んでもらうのが好きな人」「自分の幸せ以上に誰かの幸せを喜べる人」が向いているのではないかと思います。誰か幸せを見て涙を流せる人は、ぜひウエディングプランナーになってください(笑)。

これは私の宝物です。お客様からいただいたティファニーのボールペンです。ウエディングプランナーの仕事は、紙とペンがあればできる仕事です。ペンを片手に、これからもお客様の想いや幸せを形にしていきたいと思います。



■最後にちょっとPR(笑)
掛川グランドホテルは、外観や、披露宴会場やチャペルなど、リニューアルをして、ブライダルホテルとして生まれ変わりました。ハード面だけでなく、お客様に対するスタッフのサービスやお料理も一新されて、皆様にご好評を頂いております! 是非、生まれ変わった掛川グランドホテルに遊びにいらして下さい。スタッフ一同、心からお待ちしております!

掛川グランドホテル(ウエディング)
http://www.kakegawa.co.jp/

取材レポート:いいじゃん掛川編集局/河住雅子

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