掛川がんばる人の輪[松浦けい子さん] 【閲覧数】829
2011年08月08日 12:18
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「がんばる人」が「がんばっていると思う人」を紹介し、その紹介された人がさらに「がんばっている人」を紹介し……、というように次々に掛川のがんばる人の輪をつなげていくシリーズ「掛川がんばる人の輪」。前回のがんばる人、掛川グランドホテルのウエディングプランナー岡本奈甫子さんから紹介されたのは、子育てセンターさやのもり保育園部の松浦けい子園長先生です。
子どもたちに寄り添い、同じものを見つめる時間を大切に ■まずは「子育てセンターさやのもり」のことを教えてください。 「子育てセンターさやのもり」は、市内で5ヶ所目となる幼稚園、保育園、子育て支援センターの合築施設です。その中で私は、保育園部園長として仕事をしています。 さやのもりでは、子どもたちにとっては伸び伸び活動しやすく、一人一人が認められる「すごしやすいところ」、家族にとっては何でも話ができる「心やすらぐところ」、地域にとっては親しく訪ねていただける「利用しやすいところ」を目指して保育に取り組んでいます。 ![]() ■掛川市内で一番大きな規模だと聞いていますが。 ええ、保育園部の定員が220名、幼稚園部は90名、合計で310名の規模なんです。幼稚園部、保育園部合わせて職員が54名います。 ■大きな施設の中で、保育士としての仕事プラス、園長先生としてのお仕事もあるわけですね。 日々の保育では、先生方が子どもたち一人一人の保育に向き合ってくれています。私はフィードバックしてもらったことを園全体としてどうしていくのか、子どもたちにとって生活や活動がしやすい環境づくりと、職員が働きやすい環境づくりをどうしていくか、そして園の目指すところでもある「子どもたちにも保護者にも居心地のいい場所をどう作っていくのか」を考えます。 …とはいえ、なるべく保育現場に行きたいと思っていますので、部屋を歩いて子どもたちの顔を見たり、声をかけるなどして子どもたちとの関わりを大事にしています。もともと子どもが好きで、子どもたちと楽しく過ごしたくて保育士になりましたからね(笑)。 ■保育士さんになりたいというのは、いつ頃から思ってらっしゃったんですか? もう小さい頃から(笑)。 もともと、近所の子どもたちを集めて遊ぶのが大好きだったんです。みんなでままごとやゴム飛びをしたり、田んぼや畑で遊んでいましたね。その頃の遊びの経験が、保育士になって生きているなあと感じます。 とはいえ、学校で習ってきたことと現場は違いますから、その都度、先輩や同僚たちとコミュニケーションを取りながら、子どもたちとの接し方を考えてきたように思います。それは今も同じですね。 保育士になってもう36年です(笑)。ほんとは現場で子どもたちに寄り添っていたいんですけどね、園長ともなると、なかなかそうもいきませんね(笑)。 ■園長先生として心がけていることは? 年長さんは年長さんとして、修学に向けての取り組みがあるように、それぞれの年代に応じて取り組むべき課題があります。小さい学年の子どもは、家庭的な部分を補う役目もあり、先生は「先生」であり「お母さん」であり「お姉さん」でもあります。そうした役割を担いながら、その人その人の持ち味を活かせるような保育展開ができればいいなと考えています。 また、子どもたちに対しては「どこまで手をかけるか」ということも常に考えます。その子の月齢や年齢に応じて、その子の気持ちに寄り添いながら、見守っていくことも必要です。自分で「できた」「やれた」ことが増えてくれば、それは子どもにとって大きな喜びと自信につながることですからね。そのあたりは先生方とよく話をしています。 また、子どもたちには「きちんとお話が聞ける」「素直である」「自分の思ったことを表現できる」「誰にも優しく接することができる」子に育ってほしいなと思います。 いろいろな人とふれあい、たくさんの経験をして、豊かな人間性を持った子どもに育ってほしいですね。例えばけんかをすることだって、優しさやいたわりの気持ちが芽生えるきっかけになりますから。 ■今、子育てが難しいといわれますが、小さな子どもさんを持つ若いお母さんたちへ、松浦先生からメッセージをお願いできればと思います。 当たり前のこと、当たり前の時間を大切にしてください。手をつないで散歩をするだけでもいいんです。子どもたちと「同じものを見つめる時間」を大切にしてください。同じものを見て、一緒にびっくりしたり、感動したり、嬉しくなったり、悲しくなったり、共感の気持ちを大切にしてほしいですね。 ごくごく身近なこと、当たり前が大切なんです。 そして、身体を使っていっぱい遊ばせてあげてください。経験することが、子どもたちの力になります。 あと、子どもたちをもっと褒めてあげてください。生まれてから、まだたった1年から5年くらいしかたっていない子たちです。何か新しいことができたらいっぱい褒めてあげてほしいと思います。褒められることは認められることです。子どもたちの「もっと頑張ろう」「挑戦してみよう」という気持ちを育てます。 ![]() ■「同じものを見つめること」「褒めること」は、子どもが大きくなってからもとても大切なことですよね。今日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。私自身も振り返ることがたくさんありました! 「子育てセンターさやのもり保育園部」公式ページはこちら http://www.tenryu-kohseikai.or.jp/children/sayanomo…index.html 取材レポート:いいじゃん掛川編集局/河住雅子 |
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