市民記者コーナーの「「メディアとしてのe-じゃん掛川」と「取材からレポートまで」」
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「メディアとしてのe-じゃん掛川」と「取材からレポートまで」
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2009年12月16日 17:08
平成21年11月25日(水)、掛川市竹の丸にて第1回「e-じゃん掛川」市民記者養成講座を開催しました。

地域の面白い情報、イキイキした情報、魅力的な情報を「いいじゃん掛川編集局」スタッフとともに取材、情報発信していただいている市民記者の皆さん。今年度は7名の方にお願いし、市民記者として取材活動をしていただいています。
慣れない取材活動、原稿書きなど、少しでもスムーズに頑張っていただけるようにと、隔月で「市民記者養成講座」を実施しています。

さて、今回はその第1回目。
市民記者7名の方、全員が出席してくださいました。また、アドバイザーとしてNPO法人スローライフ掛川代表の井村征司さんと、理事の長谷川八重さんにも参加をお願いしました。

今回の講義テーマは「e-じゃん掛川の使い方と活用法」と「取材・記事の書き方」です。

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まずは、NPO法人スローライフ掛川の専門委員でもあり、IT関係のお仕事をされている深田博さんのお話。

「メディアとしてのe-じゃん掛川」

~新しい酒は、新しい革袋に盛れ~
「酒」とは「コンテンツ」のことで、[社会、政治、経済、地域、文化、芸能、スポーツ]などの中身をつくるもの。
「革袋」とは「メディア」のことで、[テレビ、新聞、雑誌、ラジオ]などを運んでくるものである。
昔と違って、インターネットの普及により世界の情報は手に入りやすくなったが、地域の情報は手に入りにくくなっている。なぜなら、今は地元情報を運べる、ちょうどいいサイズの「革袋」がないからである。
世界の情報と同じぐらい地域の情報も手に入れられたら…。その革袋の役目を「e-じゃん」で出来ないか?と考えている。
ですが、革袋(メディア)があっても、酒(コンテンツ)がなくては、意味がない。
そこで、いいじゃん編集局を始め、市民記者のみなさん、「e-じゃん掛川」に登録しているみなさんで、おいしい「酒」つくりたい。
そして、おいしい「酒」をつくる、お手本に、市民記者の方たちになってもらいたいと思っている。
「酒」をみんなで造り、みんなで味わう。そして、掛川市内だけでなく世間にもおすそ分けし、多くの人が、「e-じゃん掛川」で情報を発信し、楽しむことが大切である。

次に、以前はフリーライターのお仕事をされ、今は「いいじゃん掛川編集局」スタッフの河住さんからのお話。

「取材からレポートまで(メディアとして何を伝えるか)

~取材とは「材」を「取る」ことである~
何を感じ、何に材を取り、どう書くか。それぞれ思ったことでいいので、自分の心が動いたことを「材」にし、一つの材料を見つける。その為には、いつでも好奇心をもって取材する。河住さんは「現場の人、縁の下の力持ち」そうした人に、取材することを大事にしている。
そして、一つのレポートに多くの「材」は入れない。あれもこれもを、一つのものにまとめてしまうと、テーマがずれたり、話がバラバラになってしまうので、文章は削っていき、一つのことを書くことが大事。
また、記事にするには、客観性が必要である。取材に行き、その場ですごく感動しても、書くときは深呼吸をし、冷静になって書く。当事者になってはいけない。
情報(記事)とは、その場所へ行く為のモチベーションがあがるものである。その為には、「こうこう、こう思いました。」という感想だけでなく、実際に取材をした時に、どう感じたか、なぜそう思ったのかを掘り下げて書くと、読みたくなるし行きたくなる。そして、文章の途中で、会話文が入るとテンポがよくなる。
「いつでも真摯でありたい。そして、ずるをしない、嘘はつかない、書いた文章に責任をもつ、「材」を取る、自分の文章で書く。」
河住さんは、つねに心がけている。


講座前までは、「どんなことを記事にし、どうやって書けばいいのか分からない…。」と不安をもっていた市民期記者のみなさん。
ですが、講座後には、「人が何かを感じ、繋げていけるような記事にしたい」、「自分の記事へのアドバイスがあればどんどんしてほしい」など、前向きな意見が多く出されました。今回の講座で学んだことを、活かし色々な記事を書いてもらえたら嬉しいと思います。
「いいじゃん掛川編集局」でも、掛川の魅力的な「人・もの・こと」を取材し、地域の面白い情報を発信し、掛川がもっともっと元気になるよう頑張っていこうと思っています。
市民記者の皆さんも、どうぞ宜しくお願いします。


~私感としてのおまけ~
「掛川は何もなくてつまらない」と思っている人もいるはずです。実は、私もそう思っていました。
でも、よく周りを見渡してみれば、面白いことが沢山ある!ただそれを知らなかっただけ…。
「e-じゃん掛川」を通じて、掛川のことが詳しくなるように、そしてもっと掛川が大好きになるように、情報を提供していけたらと思っています!
まだまだ、未熟者ですが精一杯頑張ります!

[レポート:杉山]

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