秋に収穫された新米は、一年間の我が家の食料として、
大切に貯蔵されます。
以前は、このような『貯穀器』という物にいれ、
納屋や蔵の、奥の暗い所に置かれました。
（我が家では、四半世紀前まででした）
一俵入り・三俵入り・五俵入りがあります。
　
　
しかし、米の管理は難しく、
虫が入ったり、天候が悪い年はカビが発生したり、
手が掛かっていたようです。

近年、米の貯蔵は『菜庫』と言う
大きな冷蔵庫のようなものに替わってきています。
一定の低温で保管することが出来るので、
害虫の心配も、水分の低下も無く、
一年中、美味しいお米を食べることが出来ます。

　
菜庫の中が、空いてくると、
また、収穫の秋です。