日本の夏は過酷な暑さですが、スペイン、ギリシャ、イタリアなどの夏も外は連日40℃を越え半端ではありません。
ですから起源前からの知恵で、彼らなりの対策が引き継がれています。
1)白い家
家の外壁を白くすることで、熱の吸収を少なくしています。
ちなみにCasa blanca(カサブランカ)とは「白い家」のことです。

2)狭い道幅
建物と建物の間隔を少なくすることで、人工的な日陰を作っています。
日陰に居ればかなり涼しく感じます。

3)小さい窓
窓を少し小さ目にして熱風が入ってこないようにしています。
マドリードなどの古いビルのオフィスは午後になると窓を閉め切ってブラインドを降ろしてしまいますが、エアコン設備がなくても十分過ごせます。

但し日本の夏の湿度はかなり高いので2)または3)の効果はあまり期待できません。
ですがゴーヤなど緑のカーテンは十分に効果を果たしてくれていますね。

他に簡単な日除けとして「すだれ」も使われていますが、地面の照り返しを防ぐ意味では地面から立て懸ける「よしず」の方がずっと効果があります。
私の子供の頃までは「すだれ」も「よしず」も買えませんでしたが、古い農家でしたので土間を吹き抜ける風が結構涼しかったです。
暑さ対策と云えば「団扇」と「打ち水」くらいでしたが、何とか過ごせました。
周りがみんなそうでしたから、何の不便も感じなかったのでしょう。
いま思うと行水や夕方の熱いお風呂も、汗腺が開いて涼しくなったと思うのです。
「スイカ」や「まくわ瓜」を井戸水で冷やして食べる、なんて随分ぜいたくで風流でしたね!