市民記者コーナーの「地震だ!津波だ!どうなる掛川!?」
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地震だ!津波だ!どうなる掛川!?
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2011年09月12日 17:15
 9月10日(土)、今度はたまりーなで開催された防災講座に参加してきました。

 こちらは掛川市市民安全課の職員さんによるお話で、東日本大震災における市の取り組みと、掛川市の津波の被害想定がテーマ。
 7日の市役所での防災講座と重なる部分もあれば見解の異なる部分もあり、今回もとても興味深い内容でした。
 (7日のレポートはこちら→鈍化していませんか?「防災」意識 ~『てんでんこ』の大切さ
 http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/topic/topic_vi…=&l=20


●まず東日本大震災の被害について、やはり心の油断があったのでは、ということ。
 大地震が99%発生するといわれてきた中で、M9は想定外だったとしても津波の高さは想定の範囲内だったのではないか。昨年のチリ沖地震の津波で実質的に被害がなかったことも油断を生じさせた。地震発生から津波到来まで時間的な余裕はあり、防潮堤より海側の人はすぐに避難して助かったが、陸側の人は「まさかここまで」という油断で避難が遅れた。

●平時からの防災意識、自助(てんでんこ)の理解、訓練参加の大切さ 
 日ごろの訓練に参加していなかった方が亡くなったケースが非常に多い。避難できる施設がどこにありどのように避難したらよいかを常に把握しておく。災害から子どもを守るには、助けに行くことではなく、どこに行けばいいかを教えておくこと。

●津波発生時の火災の怖さ
 岩手県山田町の役場周辺では、津波に押し流されなかった家々もその後の火災延焼で翌朝までに全焼。散乱した瓦礫が延焼を拡げた。道路は不通となりマンホールの位置もわからず配水地の水が無くなると消防隊は為すすべがなかった。

●自治体自体が被災するというのはどういうことか
 情報が流れず自治体自体が被災しているという認識がされていなかった。通信手段やライフラインが止まった場合の訓練が不足。非常用電源があっても燃料が欠乏。パソコン・テレビ・ラジオ・携帯電話…これがあれば大丈夫と思っていたものはすべてダメだった。

●遠い他県とのネットワーク構築の必要性
 ボランティアの立ち上げは地域行政の担当だったが職員も団体も被災して立ち上げができなかった。東海地震では県内外全体が麻痺する。近隣自治体との応援体制の強化も大切だが、遠隔自治体との強化も非常に大切。

●掛川市の津波の被害想定
 沿岸の地形の違いなどから遠州灘では三陸沖ほどの津波の威力はないと予測される。大東大浜で最大6.7m、大須賀で5.9mの想定で防潮堤の方が高く、国道150号線以南で阻止できる見込み。ただし地震発生から津波到着までの時間は短く3~5分以内、地震の揺れは1~3分続くとされ、避難できる時間は極端に限られる。

●大東・大須賀地域の津波避難計画について
 現在掛川市では10mの津波を想定し、10分以内に標高15メートル以上の場所に避難。この指針にそって説明会や避難訓練、自主防災会ごとの避難計画策定などを行っているが、実際には緊急時の避難建物を確保できない地域も多い。津波避難タワーや避難ビルも検討しているがまだ時間はかかる。

●震災から生き延びるために
 東海地震は津波の被害より揺れの被害。市内の予想震度は最低でも震度6弱、強いところでは震度7。住宅被害は6割、市民50人に1人は人的被害にあうと試算されている。

今までも言われ続けてきたことですが、個人でできる備えとしては
○耐震補強・家具の固定(状況によって公的補助あり)・持ち出し品や備蓄品の用意点検
○自主防災活動への参加 地域のコミニュケーションの活性化
○災害用伝言ダイヤル…体験して慣れておく(毎月1・15日は24時間体験利用可)
○防災ラジオの設置・・・9月中市民安全課にて同報無線受信機を貸与配布中
○市のメールマガジン登録…同報無線放送内容をメールで受信できる(市HPより)
といったことがあげられました。

 また 先日の防災講座でも言われていましたが、非常用備蓄品に 簡易トイレ・大人用紙おむつ・ラップ(傷口の保護にも有効)、持病のある方はお薬手帳や処方箋を入れておくとよいそうです。


 地震とほぼ同時に押しよせるといわれる津波。海側に住む方々にとっては切実な問題だと思います。
 津波の届かない地域でも 阪神大震災の10倍のエネルギーといわれる東海地震の揺れにどこまで耐えられるのか。そのとき何ができるのか。
 考えれば考えるほど怖くなり心まで竦んでしまいそうですが、それでも個々にできるだけの備えと心の準備はしておかなくてはと思います。

 まずは自助。家族のためにも絶対に生き残ること。家族にも必ず生き抜いてもらうこと。そうしなければ隣人や地域を思い遣るゆとりは生まれない。自治体も行政も機能しない。
 この言葉をしっかりと胸に刻んで、来るべき震災と向き合っていきたいです。
 

市民記者 くれりん

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Re: 地震だ!津波だ!どうなる掛川!?
【返信元】 地震だ!津波だ!どうなる掛川!?
2011年09月13日 09:38
東日本大震災が発生したばかりの頃は、いつ東海地震が来てもいいように家族で話し合いをよくしました。
○避難所の再確認
○地震発生時に家にいた場合の役割分担
○防災グッズの準備
○災害用伝言ダイヤルの使い方確認
などなど。

でも、くれりんさんの記事を読んで、まだまだ備えが足りないな…もっとやっておけることが沢山あるんだ…と感じました。
それに、あの大震災発生から半年経って、もうすでに“心の油断”がでてきています…。
私も、来るべき震災としっかりと向き合っていきたいです。