掛川市内の秋葉山常夜燈のご紹介の3回目です。
前回(8/1報)は、常夜燈のうち
石灯籠を特集してご紹介しました。石燈籠といっても色々な形があるのをお分かりいただけたことと思います。あなたのお近くにはどんな石燈籠があるか、ちょっと注意してみるのもいいのではないでしょうか。
さて、今日は、秋葉山常夜燈のもう一つの形。
龍燈(りゅうとう)についてのご紹介です。
龍燈とは、常夜燈の灯(燈籠)を風雨から守るためにこれを包み込むように建てられた小さなお堂で、灯がともる部分がこの中に収められている建物を言います。
小さいながらも屋根や周りの彫刻にも芸術的価値のあるものもあり、石灯籠と同様に火伏の神秋葉山への常夜灯として、地区の皆さんには「りゅうとうさん」と呼ばれ大切に守られています。
龍燈にも形からいろいろなものがありますが、主に屋根の形から、三つに分類されています。
その形は次のようになっています。

①切妻型 ②入母屋型 ③方形型
では、上記の区分によって掛川市内に現存する龍燈のいくつかをご紹介しましょう。画像の下の地名は、大まかな所在地です。
▼①
切妻型龍籠(屋根の部分が多くのある建築のように2方向に分かれる形。)

山崎(清ケ谷公会堂西) 上内田(庚申堂集会所) 岩井寺(荒神社境内) 板沢(板沢神社前)

本所(津島神社) 倉真(西光寺参道) 下垂木(飛鳥前) 幡鎌(最長寺境内)

吉岡(春林院境内) 下垂木(田中) 萩間(八幡宮前) 本郷(長福寺前)
▼②
入母屋型龍燈 (屋根の短い両側が三角型の勾配を持つ建築様式))
《取材途中の現在まで、掛川市内に該当のものは見当たりません》
▼③
方形型龍燈(一つの頂点から四方に同じ角度で傾斜した屋根)

大坂(矢柄神社境内)
《取材途中の現在まで、ここに該当するは1件のみです》
龍燈は今も秋葉山信仰の一つとして地区の皆さんには、「りゅうとうさん」と呼ばれ大切に管理・保護されています。
木造ですので長年の風雨に耐えながらも傷みが来て、倒壊寸前と思えるもの、近年改築されたものなどで歴史を感じることができます。
次回は、地区別に市内北部の常夜燈を全般的にご紹介します。10月中を予定しています。
取材・撮影 市民記者:Ann⑮