市民記者コーナーの「サカタのタネ「生産者向け『花の見学会』」」
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サカタのタネ「生産者向け『花の見学会』」
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2011年11月16日 09:02
日本の野菜と花の種苗をリードする「サカタのタネ」。
掛川市の北西部にサカタのタネの掛川総合研究センターがあります。市民にとって、日本の農園芸をリードする会社が掛川市にあることは誇りですが、ここでどんな研究が行われているのかちょっと気になるところです。
そこで、e-じゃん掛川では、今回行われた生産者向けの見学会を機に、取材を依頼したところ快諾いただき、同社花統括部の力石さんと、同研究所栽培課課長の長友さんが案内してくれましたので、同センターでの花や野菜の取り組みをご紹介いたします。


 (研究センターと展示場の一部及び会場を見学する来訪者)

まず今回は、新品種の発表がありました。
その一つは、花です。数ある新品種の中で今回のメインは皆さんもよく育てられている「マリーゴールド」が2品種。黄色やオレンジの花をたくさん咲かせる、草丈の低いものから高いものまでありますね。記者もよく栽培しますが、私の場合は日が経つにつれ伸びて地面を這うように咲いています。今回の新品種では、花首や茎が折れにくく、輸送にも耐えられるよう品種改良がされました。花の首元を持つと弾力があり、しっかりした感じです。
併せて、野菜では、生で食べてもおいしい白菜「ゆめいろハクサイ・タイニーシュシュ」の一般向けタネ発売の発表があったそうです。

    
 (新品種を紹介するコーナー)

説明によりますと新しいマリーゴールドは、「アルト」シリーズと「エラノ」シリーズの2品種。「アルト」シリーズは大輪中高性の一代交配種。花径8~9cm,草丈50~60cmで花壇、切り花向き。「エラノ」シリーズは、大輪わい性一代交配種。花壇向き。マリーゴードの原産地はメキシコで、「アルト」はメキシコ系スペイン語で「背の高い」、「エラノ」は「背の低い」を意味します。

    
 (新品種のマリーゴールド、「アルト」シリーズ(左)、「エラノ」シリーズ(中))

このほかで同社が力を入れているのは、「パンジー」です。多くの新品種が生まれる中で世界初の花色といわれる「虹色スミレ」シリーズは7~8年の実績で愛好家に親しまれています。
そして、「よく咲くスミレ」==名前がいいではありませんか==というパンジーは多品種が有り、その姿を撮影しました。

   
 (展示風景と“よく咲くスミレ”、”虹色スミレ”の数々)

もう一つの展示の力作はトルコギキョウ。環境にもよるが、切り花では2週間は持つという花ですが、その中でも新品種の「ボヤージュ(2型)ライトアプリコット」は、淡く美しい花色で、そのほかにも色とりどりのバラの花のような品種がずらりと並んでいました。
トルコギキョウのシェアは国内55%。世界でも75%近くになると言うことです。

   
 (同社ご自慢のトルコギキョウの数々)

野菜コーナーでは2010年発表の生で食べてもおいしい白菜「ゆめいろハクサイ・タイ二―シュシュ」が注目。日本人は、白菜を加熱したりなど加工する習慣がありますが、ヨーロッパではサラダ感覚で生で食べることも多いという。
若どりでは30cmぐらいに育ったものを収穫し出荷をする。形はチンゲン菜の二回りぐらい大きなものを想像します。
併せて、カブの「あやめ雪」も見せてもらいました。野球ボールぐらいの大きさで、カブの上半分が紫色、下が白で中も真っ白です。生で食べさせていただきましたが、予想した辛みはなく甘い感じでした。酢の物などにして生で食べると美味とか。

   
(左が生で食べてもおいしい白菜「ゆめいろハクサイ・タイニーシュシュ」、右が甘いカブの「あやめ雪」)

このほか葉大根やみずなの研究栽培も見せていただきました。
ペチュニアも改良が加えられ、「バカラ」シリーズがお勧めという。雨に強く長く楽しめそうです。以下に当日撮影させていただいた美しい花の展示品をいくつかご紹介いたします。

   
(左から「バカラ」シリーズ2画像。インパチェンスとケイトウ)

   
 (左からキンギョソウ、ペンタス、ストック、サルビア)

前述のマリーゴールドは、12月以降に種が生産者に出荷され、来年の4月下旬以降(予定)店頭にお目見えするという。私たちも花屋さんやスーパーで見かけましたら、新しい花を手に取ってみたいですね。

多くの花に囲まれ、取材というよりも感激した状態でしたが、その一部をご紹介させていただきました。
地元にある、花と緑を生みだす素敵な産業です。いつまでも掛川で続けていただきたいと感じた取材でした。
              

                取材・撮影(11/11)  市民記者:Ann (22)

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