市民記者コーナーの「月夜の茶摘み会~聞き耳編~」
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月夜の茶摘み会~聞き耳編~
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2012年05月18日 23:44


 5月5日、
 十五夜のまばゆい月明かりの下 月夜の茶摘み会が開催されました
 
 満月の次の日に摘んだお茶は美味しい、という都市伝説(農村伝説?)をうけ、
 「じゃあ満月の夜に摘んだらもっと美味しいのでは?」
 という検証実験的に始まったイベントですが、
 月光とカンテラの明かりに浮かぶ茶畑の神秘的な雰囲気が人気を博し、
 今年で4回目(第四夜)を迎えました

 例年はなぜか薄曇りの日が多く、雲間に見え隠れする朧月夜のお茶摘みというのが定番
 でも今年は気持ちよく冴え渡る十五夜の月
 しかも明るさ30%アップのスーパームーンとあって、
 今までで一番明るい五明の茶園を満喫することができました

 お茶摘みや会場の様子と写真、参加者さんの感想などは市民記者Annさんが取材されていますので そちらでお楽しみくださいね
http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/topic/topic_vi…=&l=20
 

 お茶摘み中、茶畑を提供してくださった松浦廣司さん(五明茶業組合)が偶然お隣りにいらして、お話を伺うことができました

●毎年なぜ五明地区の茶畑で開催されるのですか?
 月夜の茶摘み会は八十八夜の後の最初の満月の夜(今年は例外で満月前夜)の開催となっているが、その年の暦によって開催日がかなり前後する。
 このあたりでは摘採時期の異なるいろいろな品種の茶樹を栽培しているので、気候条件などで茶の生育時期がずれても、茶摘み会当日に摘める茶畑を選びやすい。
 去年までは時期の関係で早生や晩生の品種を摘んだが、今年は初めて「やぶきた」を摘むことができた

●まばらに摘み残された茶畑のその後は?
 機械でザッと刈ることはあるが、新茶として商品になることはない。
 一年間手塩にかけて育てたのに利益にならないという声もあるが、たくさんの方に月夜の茶摘みを楽しんでお茶に親しみをもってもらえればうれしい。
 せっかくの美味しい新芽だから、みなさん頑張って残さず摘んでください(笑)



 また、たまたま近くで地元の情報サイトの取材を受けていた世話役の芝田桂一さん(掛川茶ブランド実行委員会)は、
「実験的に始まった月夜の茶摘み会だが、開催してみると大変好評で、
 数値的実証よりもみなさんに神秘的な雰囲気の中で茶摘みを楽しんでいただくことそのものが目的となった。
 回を重ねるごとに知名度もあがり 遠方から参加してくださる常連さんもできた。
 茶業者にとっては多忙な時期だが、今だからこそできるイベント。
 茶畑を提供してくれる方、製茶してくれる茶工場の方、
 竹灯籠を用意してくれる方、生演奏をしてくれる方、広報してくれる方、
 その他たくさんの方々の協力で成り立っていることに感謝しています。」
と話していらっしゃいました。



 揺れるキャンドルの明かりの下、幻想的に響き渡るインドの民族楽器シタールとタブラの音色
 月夜の茶園で無心になってお茶を摘んでいると、一瞬自分が異国にでもいるような不思議な感覚にとらわれました

 お茶コーナーでは、ランタンのやわらかい明かりの中、美味しい新茶をサービス
 掛川スタイルとして新聞でも取り上げられた地元産の茶盤も活躍していました

 お茶うけは抹茶スポンジに乾燥イチゴのたっぷり入った「掛川紅ほっぺロール」
 姉妹都市・岩手県奥州市との交流促進と東日本大震災からの復興に願いを込めて共同開発されたばかりの「かけ橋ロール」のひとつなのだそうです
 ふんわりスポンジにイチゴが香って美味しかった♪
 (ちなみに奥州市はスポンジに紫黒米の米粉を使った「奥州古代米ロール」)

 


 清らかな月光を浴びながら、おしゃべりしたり写真をとったり生演奏に耳を傾けたりと思い思いのペースで手摘みを楽しみ、袋いっぱいに摘み取った生葉を籠にあずけて帰途につきました
 この茶葉はきちんと製茶されて後日参加者に郵送されますが、十五夜のパワーをいっぱいに浴びたお茶の葉は きっと世界一美味しいお茶になると思います
 おみやげにほんの一握りいただいて帰った生葉は、これまたたまたま目の前でお茶摘みをされていたochaプランナー相川香さんおすすめの「白茶」作りに挑戦してみようかと思っています

 月夜の茶摘み会は毎回楽しみにしているイベントで、今回も取材で訪れたわけではなかったのですが、思いがけずいろいろと興味深いお話をうかがうことができラッキーでした
 これもスーパームーンのチカラ、でしょうか☆

 この会を「第一回」「第二回」ではなく「第一夜」「第二夜」と数えるのは、このイベントが長く愛され続いて、いずれは「十五夜」、さらには「八十八夜」を迎えることが出来ることを願って、ということでした
 さすがに「第八十八夜」は無理でしょうが、せめて「第十五夜」までは元気に参加できるよう、美味しい掛川茶を毎日たっぷり飲んで健康維持に努めなくっちゃ(^・^)


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