絵本を抱えて遠州横須賀へ~絵本ライブとアートの愉しみ 【閲覧数】922
2012年10月04日 11:30
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![]() 掛川市横須賀の清水邸で開催された「絵本を抱えて遠州横須賀へ」に今年もお邪魔してきました。 講師は温かいお人柄で前回も大人気だった絵本作家の川端誠さん。 「落語絵本シリーズ」や「お化けシリーズ」「風来坊シリーズ」など、緻密かつ迫力満点で遊び心もたっぷりの作品で、ちいさなお子さんから大人まで幅広いファンをもつ作家さんです。 昨年度は、大須賀図書館から遠州横須賀の街並みを散歩しながら清水邸に到着、2階座敷にて川端さんの絵本ライブを楽しむ、という企画でしたが、今年はまたまたスペシャルなお楽しみ企画になっていました♪ ![]() 午前の部の絵本ライブ開始に少し遅れて清水邸に到着すると、2階の窓から川端さんの朗々とした声が聞こえてきます。 「これは去年も大ウケだった『うえきばちです』だな」となんだかウキウキしつつ、暖簾をくぐって会場へ。 急な階段を上ると、座敷は40名ほどの親子連れでびっしり。 ![]() ちょうど最新作の落語絵本『みょうがやど』が始まったところで、宿屋の夫婦の悪巧みにどうなることかとみんな身をのりだして聞き入っています。 よからぬことを考えると罰が当たる、というオチに、「あ~あ、まぬけ~」「やっぱり~」と笑いながらも安堵の表情の子どもたち(^^) ![]() 地面を掘り進んでケンタッキーに行っちゃおう、という破天荒な展開が楽しい『地球をほる』では、絵本を少しずつ回転させながら読む、という世界初の試みがまた愉快です。 こういう冒険ものになるととくに男の子たちの瞳が輝きますね。 チリ鉱山の落盤事故で活躍した救出カプセル「フェニックス」が地面の中に描かれていたり、長い長いトンネルを抜けてたどり着いたアメリカ家庭の夫婦が白人と黒人だったり、その時代らしさもさりげなく織り込まれています。 ![]() 午前の部のテーマでもある『森の木』は、欲深い人間の愚かさに悶え苦しむ自然を描いた少し重いお話ですが、愛らしい木の精「モク」の受難に心を痛めつつ、どの年齢層の子もそれぞれに感じるところがあったようです。 ページを追うごとにぐんぐんと増える暗雲はとめどなくふくらむ人間の欲望を表している。 すべてを終わらせるべく天から降りた雷はまさに「天罰」。 でも、それは人の心に棲む魔物に対する罰なので、人はだれも傷ついてはいないのですよ、とも。 当たり前に寄り添う厳しさと温かさ。 川端さんのまなざしにある深い優しさの根っこが ほんの少しみえたような気がしました。 ![]() 最後の絵本は『うえきばちです』特別バージョン。 また同じ本~?と思いつつも静かに聞いていた子どもたち。 途中から、あれ? えっ? え~~~!? 落書き~!? と反応もさまざま。 「これぞ、マジック!です」と嬉しそうな川端さんのいたずら小僧のような笑顔が印象的でした。 楽しくもあっという間の絵本ライブのあとは、いよいよお楽しみ♪の大型布絵制作です 1階の土間に広げた大きな白い布に、絵の具と絵筆で思い思いに絵を描いていきます。 ![]() 午前の部のテーマは「森の木」 まずは川端さんが真ん中に木の精モクを描き、「みなさんも森にいる動物たちや花を好きなようにたくさん描いてください」と。 色を変えるときは筆をよく洗ってね、という指導の他は、筆の使い方も描き方も一切指示はありません。 「おかあさんは何も言わないでくださいね。描きたかったら自分で描きましょう(笑)」と川端さん。 ![]() いきなり描き始める子はやはり少なく、何を描こうかなと迷ったり、周りの様子をうかがったり。 それでも、ひとり また ひとり 白い布に筆をおろし始めます。 輪郭から線で描く子、端っこから順番に仕上げていく子、面で描き始め何度も重ね塗りするように描きこんでゆく子… ![]() 「お、いいね」「これはすごいな」「うん、うん、いいなぁ」「なんだかわからないところがいい(笑)」 川端さんの言葉に子どもたちもぐんぐんやる気が湧いてきたようで、時間と共に真っ白かったキャンバスは隙間がないほどカラフルな動物たちや植物たちで埋め尽くされていきました。 ![]() 子どもたちに交じって布のあちこちに絵筆を走らせつつ、ときどき全体を見回して、楽しい発見に相好を崩す川端さん。 「僕もこういう活動に参加したことはあるけど、今日は親分気分で楽しいなぁ」と。 ![]() 時間いっぱいまで夢中になって取り組んで、清水邸の土間には、すばらしく明るくカラフルな森が出現しました。 制作が終わってみんなで記念撮影。 ![]() 今回制作された大型布絵「森の木」は、午後の部で制作した「お化け屋敷へようこそ」と共に、10月26・27・28日に開催される「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」で大須賀中央公民館ロビーで展示されたのち、市内各図書館でも展示されるそうです。 ![]() 今回の創作活動参加者にはひとりひとりに修了証書が手渡されました。 昨年は地元からの参加が多かったように記憶していますが、今回は遠くは富士市や浜松市からの参加もあり、全体的にみても地元以外からの参加者が多かったそうです。 やはり、回を重ねるごとにじわじわと人気が広まってくるのが手づくりイベントの魅力ですね。 こんなに素敵な企画なのですから、これからも第3回、第4回と定期的に開催していただけると嬉しいなと思います(*^_^*) ●企画運営「このゆびと~まれ」さんのブログ http://konoyubitomare.hamazo.tv/ ●いいじゃん市民記者コーナー 昨年度の「絵本を抱えて遠州横須賀へ」のレポート http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/topic/topic_vi…pcd=143838 ●いいじゃん市民記者コーナー 会場となった清水邸と川端誠原画展のレポート http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/topic/topic_vi…pcd=143838 追記:取材をさせていただきながら、実は「私も描いてみたいな~」とうずうずしていたのですが、家に帰って靴下を脱いだら、いつのまにか赤や黄色の絵の具が点々とついていて、なんだかちょっとだけ一緒に参加できたようで嬉しくなりました(^.^) |
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Re: 絵本を抱えて遠州横須賀へ~絵本ライブとアートの愉しみ
【返信元】 絵本を抱えて遠州横須賀へ~絵本ライブとアートの愉しみ
2012年10月10日 00:07
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T-dutchさん
ほんとうに、感じるままにのびのびと描きはじめた子どもたちの感性と集中力はすばらしかったです(^.^) 「こうじゃなきゃいけない」「ふつうはこうだよね」という枠をとりはらった発想の世界は自由そのもの どこかで大型布絵に出会ったらぜひじっくり観察してくださいね 楽しい発見がいっぱいあると思いますよ(*^_^*) |
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Re: 絵本を抱えて遠州横須賀へ~絵本ライブとアートの愉しみ
【返信元】 絵本を抱えて遠州横須賀へ~絵本ライブとアートの愉しみ
2012年10月05日 09:21
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大きな白い布いっぱいに描かれた絵、子ども達の発想ってすごいなと驚きました。
川端さんのおもしろいお話にインスパイアされて、どんどんアイデアが 湧き出てきたんでしょうね。 大須賀中央公民館、図書館で大型布絵「森の木」が展示されるようなので、楽しみにしています。 |
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