逆川沿いのユリが見頃を迎えています。
そのおかげでここ数日、駅通りを歩く人の数が増えています。
おいでぇ家は、桜咲く時期をかわきりに初夏まで多くの観光客で賑わいます。
花は人間を惹きつける力があるのですね。
さて、6月の展示品は
【手造戦艦】作者はおいでぇ家のすぐご近所さん・紺屋町にお住まいの望月さん。(副区長さんでいらっしゃいます)
もともと、戦艦や戦機に興味があり小さいものを作っていたのですが、だんだんそれでは物足りず、欲求はどんどん大きい物へと。
今現在、一番大きいもので1m30㎝の戦艦が自己最高サイズだそうです。
そして、それはもちろんおいでぇ家に展示をしてあります。
驚くのは、設計図がないこと。
自分で考え、廃材やベニヤ板などを使って作っているそうです。
ちなみに、こちら何だと思いますか?
答え…アルミキャップ
飲み終えたアルミキャップを使用しています。
そして、お次は…
このイビツな形の金具…これはもともと何でしょうか??
答えは…傘の骨の関節部分の金具だそうです。
まるで、本当の戦艦部品のような形。
これらの廃材を戦艦に使おうと気付く望月さんの発想に感心してしまいます。
アメリカ戦艦【ニュージャージー】作者:望月 携帯/090-6804-2365
そして、望月さんのお友達でもある増田さん(掛川出身・愛野在住)。
もともと、彫刻が趣味だったという増田さんは、できるだけ木彫りで作ることにこだわったそうです。
こちらは、彼の作品・日本戦艦【武蔵】。
顔の部分の彫りが非常に難しく、とても苦労したそうです。
しかし、このようにえぐるように彫ると実際に水に浮かべて動かした時、すごくきれいに水を切って進むそうです。
日本戦艦【武蔵】作者:増田 携帯/090-4402-5713
他にも、ヨットや中型サイズの戦艦などが展示されているので見ごたえ抜群!!
全ての作品が本当に水に浮かび、前後進・左右に動くというのですから、スケールこそ違いますが映画のようです。
望月さんが言います。
ホビーショーのようなメーカーレベルでの展示会には、多くのお客さんがつめかけます。ということは、同好者が多くいるはず。しかしながら、個人レベルでの展示会はあまり開催されません。自分だけで楽しむのもいいが、人に見てもらえるともっと意欲がわく。気軽に展示し、観賞してもらえる機会を増やしていきたい。おいでぇ家は、いつも皆さんのそんなお手伝いができたらいいなぁと思っております。
【おいでぇ家】
肴町1-13 連絡先:080-1567-2165
営業時間:10時~17時(天候等で変更になることもあります)
定休日:第二・第四水曜日(6月12日・26日)