保健委員活動第3弾
普通救命講習会 H30
日 時 : 2018年11月25日(日) 9:00~12:30
場 所 : 掛二小体育館
参加者 : 40名( 内保健委員 8名、内広報 1名 ) 受講者数 35名
講 師 : 市消防職員1名、NPO法人f.a.n地域医療を育む会4名
『胸骨圧迫』は、両乳首を結ぶ線の中央を垂直に押すのがベスト
体を充分に乗り出し、腕を垂直に当て、体重を掛けて押す。これだと疲れが少ない
倒れて居る人を発見
前後左右や上方を見て安全を確認する OKなら「 安全確認よし 」と発声
NGなら安全な場所へ移動させる
意識を確認する
両肩に両手を置き叩きながら「 大丈夫ですか?」、これを強度を増しながら3回行なう
その最中に反応があるかを確認する
NGなら 「 意識なし 」と発声
周りに助けを求める 「 大変です 誰か助けに来て下さい 」
複数の人が集まったら 「 119番に連絡して下さい 」「 AEDを探して持って来て下さい 」
” 119番 ” とはっきり言うのがベスト 救急車や110番は望ましくない
呼吸を確認する 6秒カウントしながら胸部・腹部の盛り上がり有無の確認
NGなら 「 通常呼吸無し 」と発声
心停止と判断して『胸骨圧迫30回』を開始する、その後人工呼吸を二息吹き込む
人工呼吸は、右ひじをつき、右手を額に当て、親指と人差し指で鼻をつまみ、
左手の数本の指で顎の骨当たりを持ち上げ気道を確保する
その状態で二息吹き込み、胸や腹の持ちあがりを目で確認をする
また、『胸骨圧迫30回』へ戻る
その後、AEDが到着したら
「 AEDを使えますか? 」 OKなら、操作を頼む
NGなら、「 『胸骨圧迫30回』を出来ますか? 」と聞く
OKなら、替ってもらって自分はAEDの準備へ移る
NGなら、両方とも自分でやるしかない
『胸骨圧迫30回』を中断してでも、AED操作に進む事が良い
AEDの箱を開け、電源投入
倒れて居る人の胸を露出させ
上半身を触り水分の無い事を確認
ペースメーカーの有無確認
体毛が濃ければ、同梱されているカミソリを用い除去する
電極を心臓を挟むようにセットする 右胸と左わき腹 でも その逆でもOK
ペースメーカーが右胸にあるなら、左胸と右わき腹に
心臓と同じ高さの左右でもOK
電極シールはペースメーカーから3cm離せばOK
AEDのアナウンスに従い
「 測定( 判定 )をしますので体から離れて下さい 」と発声
「 ショックを与えますので体から離れて下さい 」
「 自分よし 」「 あなたよし 」「 回りよし 」
「 ショックを与えます 」
直ぐに『胸骨圧迫30回』を再開する
『胸骨圧迫30回』は重労働です。1分ぐらいを目安に交代しながら行なうのが良い
正しい状態で行なうには、疲れ果てていてはNG。2~3人で交代したい。
救急車が到着して消防隊員に引き継ぐまでは、『胸骨圧迫30回』を中断しない事。
掛川市の救急車は5~6台を使用しています。
通報後の平均到着時間は、8.4分です。
10分ぐらいは、『胸骨圧迫30回』を繰り返さねばなりません。
講習会で頂いた、小さいサイズの3つ折り?リーフレットに要点が書かれています。
これを絶えず携行して、実際に事が起きた時には、それを読みながら実行してみて下さい。
講師が最後に言われたのがこの事でした。