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東山口地域生涯学習センター【公式】の「まちづくり協議会・企画部 牧の原市の「農援隊」の活動を見学」
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「まちづくり協議会・企画部 牧の原市の「農援隊」の活動を見学」の書込一覧です。
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まちづくり協議会・企画部 牧の原市の「農援隊」の活動を見学
【閲覧数】714
2016年12月11日 13:53
東山口地域生涯学習センター
東山口地区まちづくり協議会・企画部は、去る11月19日、牧の原市坂部地区のまちづくり組織「農援隊の活動」を見学しました。この視察は、本地区まちづくり協議会が検討を進めている市民農園や特産品づくりの参考とするためのもので、当日、雨にも関わらず8名の部員が参加しました。
視察では、坂部区民センターで坂部地区の大石吉彦区長から地域の現状や農援隊を組織するまでの経緯、現在の活動状況について説明を受けました。その後、トウモロコシやレタス、ホウレン草が栽培されている約5,000㎡の試験圃場を見学しました。
坂部地区は、世帯数が約600世帯、人口は約2000人で牧の原台地に囲まれた緑豊かな農村で、近くに静岡空港があり、台地は茶畑、平地は水田が拡がり、「お茶、レタス、青島みかん」を地域の特産品としています。しかし、ここ数年、この地域でも茶業の低迷が続き、この収入減をどの様な形で補てんしていくのかが農家や地域の大きな課題となっており、「農援隊」は、その解決策として、水田を畑地に転換し、野菜を地域の新たな特産品として育てようという試みを行う組織として結成されました。
現在、農家を中心に住民56人が隊員となり、耕作放棄された水田5,000㎡を借り受け、キュウリ、枝豆、スイカ、ブロッコリー、トウモロコシなどの作物を試験的に栽培しています。このうち、ブロッコリーについては、比較的品質も良く、ロットさえ揃えば、商品化も可能との感触を得たそうです。
今後、販売先をどの様に確保したら良いか、国からの交付金が切れる5年後、「農援隊」をどのような形で維持していくかの2点を課題としてあげていました。大変参考になった見学会でした。
(企画部会長 田中)
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