地区集会の発言が実を結びました・・・栄川中英語タイム
　栄川中学校では昨年の１月より毎週１回、朝の15分間（8：00～8：15）を使って英語タイムを設け、英検３級を目指せる英語力を目標に特別講座が行われてきました。これは、昨年の市民総代会地区集会での「地域の活性化のために中学生の英語力向上を図ってはどうか」という発言を受け、当時区長であり静岡大学の教授でもある寺ヶ谷の山﨑保寿さんのお力添えで実現したものです。
　子どもたちを指導してくださったのは、静岡大学大学院に在学中の梅田晃先生。梅田先生は、大須賀中学校に籍を置かれる教員でいらっしゃるのですが、折よく教職大学院という制度(現場の先生が大学院で学べる制度)で、静大で英語教育の研究をなさっていたところでした。ご自身の研究も兼ね、子どもたちの指導を引き受けてくださいました。
　取材させていただいた10月5日の活動は、子どもたちが自分の背中に付けてある写真が誰の写真であるか(べートーべン、イチロー、など)を当てるという活動でした。本人は誰の写真が付けられているか知らないので、英語で質問してヒントを手に入れ推測します。英語タイムの15分間は、先生の指示も含めて、全て英語でのコミュニケーション。それでも子どもたちは楽しそうに積極的に質問していたのが印象的でした。今までの積み上げで話し方が分かり、自信をつけてきたことが大きいと感じました。
　梅田先生の講座は今年の10月で終わり、11月からは大東の齊藤京子さんが2年生を対象に英語タイムを引き継いでくださっています。齊藤さんは伊達方のご出身でオーストラリアに留学経験もある方です。きっと、栄中生が楽しく英語を学べるきっかけをくださることと思います。