ご無沙汰してしまい、申し訳ございません。天竜支局です。

さて、浜松市天竜区の秋野不矩美術館では９日から、特別展が始まります。京都画壇で研さんを積み、ほぼ同時代を生きた秋野不矩、梶原緋佐子、北澤映月の３人展です。

先日、展示作業を取材しましたが、これは記者冥利に尽きる仕事の一つではないでしょうか。
専門業者が何度も位置を確かめながら慎重に飾り付けていく様子は、つい見とれてしまいます。
他の来館者がいないため、気兼ねせずに作品を鑑賞することもできてしまいます。

今回の３画家の画風は、同じ日本画家と言えどそれぞれまったく異なります。日本画に造詣が深くない私でも、今回は十分楽しめました。天竜にお越しの際は、足を運ばれるのも良いかと思います。

ちなみに、秋野不矩美術館を設計された方は、掛川にある「ねむの木こども美術館 どんぐり」も手掛けています。どちらの美術館も建築物としても見ごたえがあり、個人的に大好きな美術館です。