平成24年11月10日(土)、中小学校体育館と中幼稚園遊戯室にて「親子体操を通し、触れ合いを深め遊び方を学ぶ」ことを目的としたお父さん中心の親子体操と、「情報交換をしながら子育てについて学ぶ」ことを目的としたグループトークが行われました。
最初に行われた親子体操では、講師を務めてくださった(有)きのいい羊達の西山さん・鈴木さんが、事前に鉄棒やマット、コーンなどをたくさん用意してくださり、体育館に簡易アスレチック場を作って、親子の到着を待ってくれていました。
幼稚園から体育館へと保護者と手をつなぎながら移動した園児たちは、体育館の様子を見るなり、目を輝かせて遊び始めました。
園児たちが一通り遊び終わると、いよいよ本格的な親子体操の始まりです。
まずは、準備運動。音楽と講師の先生の動きに合わせて、親子でストレッチを中心とした運動を行いました。日ごろ、運動が不足がちな親御さんの中には既に息があがり、肩で息をする方がいる一方で、園児たちは、引き続き体育館内を講師の先生と一緒に元気に走り回っていました。
その後、親御さんに抱っこされ、激しく上下左右に振られたり、親御さんの脚の上でバランス立ちしたりと、親子で触れ合いながらの運動遊びに園児たちは大喜びの様子でした。
講師の先生は、様々な運動遊びをしながら、親御さんに運動の大切さやバランスの重要さを伝えてくれていました。

親子運動に引き続き行われた、お父さんを対象とした「グループトーク」では、最初に園が用意してくれた『2歳まではテレビを消してみませんか?』というDVDをみました。
DVDによれば、最近、子どもたちの中で「言葉が遅い」「表情がない」「呼んでも振り向かない」「視線が合わない」など、人とうまく関われない子どもが増えているそうです。こういった背景には、テレビの視聴時間の増加や育児ビデオなどの流布など、いわゆる乳幼児期における『メディア漬け』の状態が指摘されているそうです。
テレビ漬けの害には2つの側面があり、1つはテレビなどの刺激による脳の直接的発達障害の可能性であり、もう1つは絵本など親と子のお互いのコミュニケーションを必要とする時間の剥奪だそうです。
アメリカ小児科学会においても、子どもの健全な発育のためには、2歳未満の子どもはテレビ画面への接触を避け、6歳までは1時間、以降は2時間までに制限することが必要であると提言しているそうです。
言葉の遅れや対人関係が苦手な子の増加と、乳幼児期のメディアの影響との関係が明確になるには、まだまだ時間がかかるようです。
しかしながら、関係が明確になるのを待って対応するのでは手遅れになってしまうので、危険性が指摘されている今の時点から対応することが重要で、そのためにも「ノーテレビチェレンジ」を実践することが大切とのことです。
約15分のDVDを見た後は、年長・年中・年少の3つのグループに分かれて、お父さん同士、DVDを見ての感想や我が家での状況などについて、お互いに話し合いました。
親子体操にDVD視聴、グループトークと大変有意義な学習会となりました。