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大須賀歴史民俗資料館「平成18年度民具展」
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2011年11月11日 11:18
平成18年度民具展 お米ができるまで

 12月に行われた民具展の様子です。大須賀歴史民俗資料館は北向きで窓も少ないため夏でもひんやりしているのですが、当日は小学生の皆さんの知恵熱(?)で大変活気のある民具展となりました。

 今回は「お米ができるまで」と題し、企画展が行われました。そこでは、漢字の「米」が「八十八」に分解でき、それだけ多くの苦労があって初めてお米ができることを学びました。


▲民具展の様子1

 水田は平らな土地にしなければできません。クワを使って土をならし、田植えに備えました。

 田植えでは苗間が広くては多くのお米が取れず、狭すぎては苗が十分に育ちません。そこでハシゴのような定規を使って正確な苗間を保ちながら、田植えが行われました。


▲民具展の様子2

 夏、青々と育った稲は太陽に向かって大きく背伸びをしています。稲作に恵の季節は、雑草にとっても同様です。そんなときは、ガンヅメ(雁爪)と呼ばれる長い爪でもって土を掘り起こしては、雑草を地中に埋め発生を抑えました。

 太陽が照りつけ、稲の葉が顔に当たるこの季節が、稲作にとって一番大変だったそうです。


▲民具展の様子3

 お米が実った頃になると、ウンカという虫が稲についてしまいます。ウンカが大発生するとお米が台無しになってしまいます。そこで水田防除器具を使い大発生を押さえていました。名前は格好いいですが、やることは竹筒に入れた油を水田にぽたぽたと落とし油膜を作り、ウンカを落として溺れさせるという物です。

 実際は、農薬など無い当時は、虫に喰われるか喰われないかは神頼みみたいです。


▲民具展の様子4

 たわわに実った稲を収穫し、とうみと呼ばれる機械で籾殻を飛ばします。写真からは分かりづらいですが、お米作りの中で唯一機械仕掛けだったため、小学生の皆さんの関心を買いました。


▲民具展の様子5

 現在は、手作業で行われていた多くの作業が機械化され、格段に効率性があがりました。小学生の皆さんにはこういった作業をとおしてちょっと昔は大変な労力で稲作が行われていたことを勉強していただきました。

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