５時間目に４年生の教室で、大井川を知る総合学習が行われていました。川根本町の職員３名が本校に来て、説明をしてくださいました。
　はじめに、６５年前と今の大井川の絵地図をもとにその違いについて気づいたことを発表しました。それをもとに、大井川の上流では水量が豊かで流れが急な特長を生かして、水力発電がさかんに行われているということでした。
　そして、大井川の中下流域では、農業や工業、飲料水として、大井川用水が中小がある掛川市も含めて、広く行き渡っていて、わたしたちの生活を支えていることも教えていただきました。
　さらに、ビニールやプラスチックゴミが川に流されると、いつまでも水中に残ってしまうことや、かつてに比べ大井川の水量が減り、本来河口まで運ばれる土砂が途中にとどまり、砂丘がなくなってしまうこと、現在は山の頂上になっているところが昔は海の底であったことがわかっていることなども、話していただきました。
　水の出前講座、亀惣川探検、大井川を知る総合学習と４年生の川に関わる学習が進んでいます。その中で、水の大切さやごみによる環境の悪化など、考えさせられることもたくさんありそうです。