掛川市防災士の会の「避難所運営ゲームHUGとは」
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避難所運営ゲームHUGとは
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2017年09月16日 22:04
新聞などに避難所運営ゲームHUGを実施したという記事がよく出ています。
静岡県西部危機管理局が考え、今や全国的に実施されている模擬体験ゲームです。
HUGは、H(hinanzyo避難所)、U(unei運営)、G(gameゲーム)
の頭文字を取ったもので、英語で「抱きしめる」という意味です。
避難者を優しく受け入れる避難所のイメージと重ね合わせて名付けました。
早すぎて考える間もなかったとか、どのように判断すればよかったかわからなかったという感想を持たれると思いますが、どのような問題が起こるのか、今後に生かすきっかけになればと思います。

避難所運営ゲーム実施のポイントがあります。

◯ 避難所(H)運営(U)ゲーム(G)、一般住民向けシミュレーション型訓練。
◯ 目的:避難所で起き得る状況の理解と適切な対応を学ぶ。
◯ 概要:ある市の避難所運営を任されたという想定の下で、次々にやってくる避難者の状況や要望を考慮しながら、迅速かつ適切に対応する術を学ぶゲーム様式の教材。

児童生徒対象「避難生活や平時の備えについて考えるきっかけとして」
児童生徒が保護者や教職員と共に、避難者として避難所運営に関わることも考えられます。HUGを使うことで避難所運営や避難生活にどんな難しさがあるか、自分たちに何ができるか、普段からどんな備えをしておいたらよいかといった点について、具体的に考えるきっかけをつくることができます。

教職員対象「マニュアルのチェックや施設利用方法の検討手段として」
学校独自の、あるいは市区町村等から出された「避難所運営マニュアル」などがある場合は、HUGを使うことでマニュアルに記載された通りの運営ができるかどうかを確認することができます。とくにマニュアルなどが整備されていない場合は、どの施設・教室を何のために開放するのかなどを検討するための手段としても有効です。

自治体職員対象「避難者の特性に配慮した運営方法を考える」
HUGのカードには様々な避難者が想定されています。乳幼児や妊産婦、高齢者、障害者、外国人、傷病者や遺児なども含まれています。自治体職員として公平・平等の考え方は大切にしながらも、配慮が必要な方にはどのように対応したらよいのかを限られた時間で考え、話し合うことで、その後のマニュアル作りや既存のマニュアルの改善などに活かすことができます。

自主防災組織対象「住民主体の避難所運営を学ぶ機会として」
避難所の運営主体は、自治体職員や施設職員(学校教職員や、体育館の指定管理者等)ではなく、あくまで住民(避難者)主体である、というのが原則です。とはいえ、施設を利用する以上は、何でもかんでも住民(避難者)で決めてよいというわけでもありません。もし施設でマニュアルが作成されていれば、それを用いて研修を行うことがよいでしょうし、作成されていなければ、住民目線で実施した結果について施設の方と共有し、実践的なマニュアルづくりにつなげていく、といったこともできます。

・進行役が避難者の情報等が書き込まれたカードや、何らかの事態発生を知らせるカードを読み上げる。【実際に避難者が来たと想定してください】
・プレーヤーは読み上げられた情報に基づき、避難者カードの場合は、配置を決め、その場所にカードを置く(図参照)。事態発生への対応も決定する。
・進行役は、プレーヤーに時間的余裕を与えることがないように次々にカードを読み上げる。
・ゲーム終了後、避難者の配置や事態対応の是非について話し合い、よりよい避難所運営方法を学ぶ。

1、避難所の開設は誰が行うか。
2、受付の設置、避難者リストの作成、被害まとめをどうするか。
3、避難者の適正配置、スペース確保ができるか。
4、屋外避難希望者等への対応ができるか。
5、食事や飲料水、毛布等の提供はどうするか。
6、傷病者対応や救助要請への対応はどうするか。
7、救援物資の要請と管理方法をどうするか。
8、情報提供や注意事項の伝達ができるか。
9、避難所運営ルールの取り決めはできるか。
10、避難所の環境整備等をどう行うか。
11、市災害対策本部との連絡、要請と対応はどうするか。
12、ボランティアやマスコミへの対応はどうするか。
13避難所運営本部の設置と組織化をどうするか。 など

HUG実施時のまとめ(例)
小学校、中学校、その他の一部施設は避難所として市区町村から指定されてはいるものの、あくまで教育等のための場であり「生活の場」として考えられている施設ではありません。その施設としての第一義的な役割、学校であれば「児童生徒や教職員の安全・安心」等が揺らぐような体制や運営を避けるためにはどうしたらよいのかを考え、備えておくことが必要です。 また、本来はなるべく避難所で生活してなくてもよいことが重要(在宅避難=家屋が無事であれば、ライフラインが断絶していても生活できる備えをする)なので、避難所運営そのものだけでなく、平時の備えについても考えられるような"まとめ"が求められます。

障がいのある人や、配慮が必要な人のために、福祉避難所が開設されますが、対象者となる方をトリアージ(選別)して後で移動してもらう必要があります。現実には混乱の中でスムーズにはいかないと思いますが、NHKでも紹介された参考の動画があります。
https://youtu.be/XONWWRM7buY

個人では、静岡地震防災センターで受講できます。

書き込み数は2件です。
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Re[2]: 避難所運営ゲームHUGとは
【返信元】 Re: 避難所運営ゲームHUGとは
2017年09月17日 21:24
NHK静岡で紹介された、避難所運営ゲームHUGの体験をした自治会の映像です。
体験した人たちが一歩進んで、自分の地区に経験した気づきを取り入れようとしています。
防災に関心がない人でも、HUGは考えるきっかけになると思います。

https://youtu.be/W7ga7f8Smdc
Re: 避難所運営ゲームHUGとは
【返信元】 避難所運営ゲームHUGとは
2017年09月17日 21:14
台風による大雨洪水の危険がある地域での、避難所開設がされているところがあります。
突然の大地震など、家の倒壊により、一次避難品の持ち出しができない場合がありますが、
基本避難所に行く場合は、配給品が届くまでの食料など自分に必要なものは、持っていくことになります。
避難所に行けばある程度の備蓄品はあると思いますが、避難者全員に対応できるかわかりません。
東日本大震災では、食べ物をもっていかなかった母親が、近くで子供に食べ物を与えている親子を見て、子供に申し訳なかったと後で語っています。わずかな食料をみんなで分けた話や、寒さで震えた話が伝わっています。
避難袋の中は、賞味期限はもちろんのこと、季節や、子供の成長による入れ替えなど、定期的に点検を考えましょう。
台風の場合は、避難してくる人数も限られており、テレビに映っている避難者が広い体育館にポツンと椅子に座っておられましたが、せめて地区の畳の部屋で一晩過ごさせてあげたいと思いました。
地区によりいろいろだと思いますが、ほとんどのところが自分で食料などを持参するように呼び掛けています。情報をよく確認して、避難しましょう。


【避難所開設情報】

函館市は、台風18号の接近により自主避難を希望される方のため、9月17日(日)16時から避難所を開設します。なお、避難の際は、できるだけ身の回りの必要なものや食料等の非常持ち出し品を準備してください。
函館市発表


【避難所開設】
開設地域→津幡町
避難所→福祉センター

16:00〜避難所を開設します。自主避難希望の方は、18:00までに入所してください。
食料・飲料等は各自準備となります。

津幡町メールより
15:54 - 2017年9月17日


【避難所開設】
弘前市は17日17時から、台風第18号の接近に伴い自主避難所開設。
毛布は市が用意しますが、食べ物などはご自身で用意してください。
【自主避難所開設場所(3カ所)】
弘前市役所新庁舎/岩木総合支所/相馬総合支所
(問)弘前市防災安全課

【高潮の危険があるため避難準備・高齢者等避難開始発令と避難所開設のお知らせ】
◇対象地区:旧観音寺地区(有明町、西本町、港町、三本松町、琴浪町、瀬戸町、室本町) 
◇避難所:室本公民館、旧競輪場管理棟、観音寺小学校体育館
各自、食糧、日用品等をご持参の上、避難してください。