12月5日(木)、掛川市立中小学校において「読書活動講座Ⅱ」が開催されました。この講座は「探究学習」についての説明が主な内容で、市内小中学校の学校司書さんや図書担当の先生が参加しました。講師は、放送大学客員准教授の塩谷京子先生でした。最近はインターネットを使って疑問点について調べる人が多いようです。しかしアルゴリズムにより、自分の考えや嗜好に合う情報がフィルターを通り抜けて提示されるようになり、多様性を欠いた自分の好む情報「だけ」に囲まれてその他の情報から隔離されやすくなる状況、「フィルターバブル現象」も問題のようです。この講座では、小学校から高等学校までの調べ学習について具体的に説明があり、インターネットや本、資料、インタビューなどで調べる方法が紹介されました。受講者たちは大いにうなずいていました。