毎年この時期になると
小学生の子供たちが若竹と鐘を持って
何やら唱えながらやってきます。
それも夜中から未明にかけて
『送り神のかんじんや　かねにいっぱいおくんなさい』
何度も何度も言いながら・・。

旧大須賀の大渕地区に
昔から伝わる伝統行事『さなぶり』です。
田植えが済んだお祝いで　豊作を祈願するものです。
この地区1軒1軒廻りながら玄関先で
若竹の先で厄払いをしてくれます。

お礼にわずかながらのお金を渡すのですが
なんせ夜中の事・・
気がつかないお宅の方も・・。
玄関先では住人が出てくるまで
大きな声で
『送り神のかんじんや～・・』何度も何度も・・。

最初眠い目をこすりながら飛び起きてた私も
最近ではもう起きて待ってるようになりました。

去年・・『ナニコレ珍百景』でも紹介されてましたね。

何処の地区でも色んな形の伝統行事があると
思いますが・・
お嫁に来た当初何も知らされてなかった私は
本当にビックリでしたよ。

明日の朝未明小学生たちがやってきます。
寝過ごさないようにしないといけません・・。