今日は1日かけて旧引佐町の「龍譚寺(りょうたんじ)」とその周辺を探索しました。こちらは彦根城を築城した徳川四天王の一人である「井伊直政」で有名な井伊家の菩提寺です。掛川城主も井伊直政の孫に当る「直好」を始めとする井伊家が三代36年間務めています。本来はこんなに時間を掛けるつもりはなかったのですが、ガイドのIさんが「せっかく掛川から来てくれたので」と云うことで、本来なら立ち入り禁止の場所にも入れて頂く事が出来ました。この方は以前掛川城を訪れた時、ちょうど私が案内した「井の国会」の会長さんです。この方は凄い顔の広い方で一緒に行くと入館料(拝観料)もフリーパスでした。この寺院の住職や、すぐ裏手にある井伊谷宮(神社)の宮司さん、最後は市の職員さんなども紹介して頂いてお話しを伺ったので、その分時間が掛かった次第です。掛川城には井伊家から城主が来ていますが、古くは井伊直親(直政の父)を掛川城主(朝比奈泰朝)が暗殺してしまったと言う『ただならぬ関係』もあります。この辺りの話は、このあとまとめて行きます。驚いたのはこの「龍譚寺」の拝観者(有料ですが)平日にもかかわらず凄い人出で、団体バスも来ていて掛川城より入館者が多かったです。伺って見たところ浜松市の中でも、旧引佐町の年間観光客は100万~多い時には130万人くらいになるそうです。一番多いのが龍ケ岩洞で夏休みは1日6,000人以上の入館者があったようです。他には方広寺(奥山半僧防)も人気スポットです。掛川全体ではどのくらいの観光客が来ているんでしょうね? *お詫び:龍譚寺の「譚」は「さんずい」ですが文字化けするので替えました。