2023年03月26日(日) 

 

>現代ビジネス   >プーチンを“子分”にしてやる…中国・習近平が狙う「ロシア属国化」「大中華帝国」の恐ろしい計画   >長谷川 幸洋 によるストーリー • 15 時間前   

>習近平が抱く「野望」   

>中国の習近平総書記(国家主席)が3月20日から22日まで、ロシアを訪問し、ウラジーミル・プーチン大統領と会談した。   

>両国は米国を「主要な敵」とみて、全面的な連携強化で合意した。   

>だが、中国の真の狙いは、プーチン体制の弱体化に乗じた「ロシアの属国化」である。   

>中ロ両国は会談後、共同声明を発表した。   

>声明は「中ロの新時代における全面的な戦略協力パートナーシップは史上最高水準に達し、持続的に発展している」と、両者の連携を高らかにうたい上げた。   

>この声明には、興味深い点がいくつもある。   

>まず、ウクライナについては「両国は軍事的、政治的、その他の優位性を得るために、他国の正当な安全保障上の利益を損なう国家とそのブロックに反対する」と記した。   

>北大西洋条約機構(NATO)についても「NATOがアジア太平洋で排他的な集団機構を構築するのに反対する」と、敵意をむき出しにした。   

>そのうえで「米国は冷戦時代のメンタリティに固執し、インド太平洋戦略の推進によって、地域の平和と安定に否定的な影響を及ぼしている」と米国を名指しして、批判した。   

>もはや米国を敵視するのに、なんの躊躇もしていない。   

(略)  

>乗っ取りを狙っている…   

>昨年9月15日にウズベキスタンで開かれた中ロ首脳会談では、ウクライナ戦争について、プーチン氏は習氏に「あなたが疑問が懸念を抱いているのは理解している」と認めざるをえなかった。   

>これに対して、習氏は冷たい態度に終始し、両者には「隙間風」が吹いていた。   

>ところが今回、一転してロシアとの連携強化に動いたのは、苦境に立つプーチン氏をここで支援すれば「ロシアは中国の子分になる」とみたからだ。   

>プーチン体制の下で、弱体化していくロシアを支援し、自らの影響下に収めていく。   

>その先にあるのは「ロシアを飲み込んだ事実上の中国勢力圏=大中華帝国」の誕生である。   

 

中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。

・・・・・

中華 (ちゅうか)  [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる]    東夷 (とうい)  [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した]     南蛮 (なんばん)  [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう)  [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき)  [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。   

 

>こうしたシナリオを実現するには、ロシアの完全勝利はもはや望めないとしても、プーチン氏には生き残ってもらわなくてはならない。   

>ロシアが敗北してプーチン氏が失脚したら、次の政権がどうなるか分からないからだ。   

>ロシアに民主・親米政権が誕生するような事態になったら、最悪である。   

>そのために今回、プーチン支援に舵を切ったとみるべきだ。   

>「中ロで米国に対抗する」のはその通りだとしても、裏側には「やがて中国がロシアを乗っ取る」という思惑があるのだ。   

>プーチンでなければならない   

>習氏にとって、相手は誰でもいいわけではない。   

>気脈を通じてきたプーチン氏でなければならない。   

>共同声明には、それをうかがわせる異例の下りもある。   

>次の部分だ。   

>〈国家元首による外交指導の下で、両国はあらゆるレベルで密接な交流を維持し、相互の重要関心事項について意思疎通を深め、相互信頼を強め、高いレベルの二国間関係を確実にする。   

>…両国の国家元首の合意にしたがって、我々は二国間関係を常に正しい方向に進むように運営する〉   

>国家間の共同声明に「国家元首の指導」とか「国家元首の合意」などと記すのは異例だ。   

>たとえ元首が変わっても、国家間の約束事は変わらないからだ。   

>にもかかわらず、あえて、国家元首(the head of state)と2度も言及したのは「習氏がプーチン氏を個人的に応援した」とも読める。   

>そのほうが都合がいいのだ。   

 

習氏のプーチン氏に対する信認は厚いのでしょうね。   

 

>3月22日付のニューヨーク・タイムズは「両氏は互いの独裁体制を褒めちぎって、習氏は1年後のプーチン再選支持さえ示唆した」と指摘した。   

 

彼らはお互いに独裁体制ですから、やれば何でもできるのでしょう。    

 

>ロシア紙のコメルサントによれば、習氏は3月20日、プーチン氏と開いた記者会見で「あなたの努力は来年の大統領選挙で国民の強い支持を得る、と確信している」と述べた。   

>習氏とプーチン氏が「特別の盟友関係」にあるのは間違いない。   

>首脳会談前には「習氏がプーチン会談に続いて、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領ともオンライン会談するのではないか」という予想が流れていた。   

>だが、3月23日午後時点で「会談が開かれた」という情報はない。   

>習氏は22日午後に帰国した。   

>習氏とすれば、ロシアとウクライナの停戦を演出できれば、大きな得点になったかもしれないが、それが実現しなかったところで、失敗ではない。   

>プーチン氏を手中に収めた時点で「大成功」なのだ。   

 

そうですね。   

 

>両国の力関係は、かつてのソ連時代から、いまや完全に逆転した。   

 

下剋上ですか。   

 

 

 

.

 

 

 

 

 

 


閲覧数73 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/03/26 13:09
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