>時事通信 >「自分が死んでも」苦境伝えて=住民の声受け初来日―チベット映画監督 >昨日 15:49 > 中国チベット自治区での弾圧を伝える映画を制作し、中国政府に拘束・収監され、その後米国に亡命したチベット人映画監督ドゥンドゥップ・ワンチェン氏が初来日し、26日に東京都内で記者会見した。
議を見てせざるは勇無きなり。 (論語・為政)
>撮影に応じるにも危険が伴う中で「死ぬことになっても後悔はない」という住民の声を伝えたかったと強調した。
自己の意思を表せば当事者・関係者になる。表さなければ傍観者にとどまる。日本人には意思が無い。だから、日本人は常に傍観者にとどまっている。わが国は、世界の中にあって、世界に属していない。
> 映画は、2008年の北京五輪を前に、前年からチベット自治区で撮影された「恐怖を乗り越えて」。 >5月26日~6月11日に国内各地で上映される。 >「(北京五輪を前に自由や人権を保障するという)約束を中国政府は破った」「豊富な資源欲しさに私たちをだます」といった住民の声を伝えている。
中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) に表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。 ・・・・・ 中華 (ちゅうか) [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる] 東夷 (とうい) [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した] 南蛮 (なんばん) [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう) [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき) [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。
.
|