>UTYテレビ山梨 >解雇され野宿 素足にサンダル姿のベトナム人技能実習生を保護 そこに 浮かび上がる問題点 >UTYテレビ山梨の意見・1日 >UTYが保護した技能実習生の男性についてです。 >男性はベトナム人で会社を解雇され野宿をしていました。 >失踪しかねなかった男性への取材から浮かび上がった問題点とは。 >UTYの記者に届いた1通のメール…。 >【今月10日午後6時半すぎ】 >「一人野宿している技能実習生が居るのでお近くでしたら保護をしてもらえると嬉しいです。 >充電ができないらしく、Wi-Fiも使えなくて困っています」 >浅川博仁記者: 「ベトナム人技能実習生を支援しているNPO法人から連絡があり、今夜、山梨で一人野宿をしようとしている実習生の元へ向かっています」 >わかっているのは、・男性で名前はトゥンさん >・大月市の鳥沢駅付近にいるということだけ。 >カーナビ:「目的地は右側にあります」 >閑散としている鳥沢駅は無人駅です。 >「トゥンさん、トゥンさーん」名前を呼び、薄暗い駅周辺を探し始めて30分、そこにトゥンさんの姿はありませんでした。 >浅川記者: 「午後8時前なんですけれども非常に気温が低くなってきて寒いです。 >近くにはいるということなんですけれども、未だ場所は判っていないです」 >有益な情報はなく、あきらめかけていたその時… >浅川記者: 「いま連絡がありまして、鳥沢駅から1km離れている場所にいるとのことです。 >ちょっと確認してみます」 >技能実習生を支援するNPO法人に連絡が入り、居場所が判明。 >浅川記者:「この道を一人で歩いて行ったんですかね…」 >そして… >浅川記者:「今トゥンさん、居ましたね。 >ちょっと降りてみます」 >寒空の中、素足にサンダル姿でいたのは、去年6月に来日したトゥンさん (30)です。 >取材は電話で通訳と結んで行われました。 >トゥンさん:「会社を辞めさせられました」 >浅川記者:「何が原因でしたか?」 >トゥンさん:「日本語ができなくて、仕事ができないという理由です」 >技能実習先から懲戒解雇を言い渡され、住む場所が無くなっていたのです。 >浅川記者:「この後、僕がホテル取るので一回そこに泊まってもらう」 >浅川記者:「行こうGo」 >トゥンさん:「車?」 >浅川記者:「車に乗って大丈夫」 >トゥンさんと共にホテルへ向かいます。 >浅川記者:「いつ仕事を辞めることになったんですか?」 >トゥンさん:「10月31日に仕事に行くときに、その日から辞めさせられた」 >浅川記者:「住んでいるところは無くなったのですか?」 >トゥンさん:「そうです。 >きのうは駅で過ごしていました」 >行く当てもなく1人鳥沢駅で一夜を過ごしたといいます。 >トゥンさん: 「きょうはゆっくりしたいです。 >きのうから何も食べず眠れなかったので疲れました」 >2つのキャリーバックを引きながら移動し、まともな食事や睡眠もとれていなかったトゥンさん。 >この日はホテルで休息をとることになりました。 >NPO法人 日越ともいき支援会 吉水慈豊代表: 彼(トゥンさん)が野宿しているときに仮に友人が近くにいたりとか、泊まっていいよというような誘いがあったりだとか、新たな受け入れ企業、要するにブローカーに騙されるとか、そういうことがあった場合はそこに行ってましたよね。 >こう指摘するのは、UTYにメールを送ったNPO法人の代表 吉水慈豊さんです。 >去年1年間、日本で行方がわからなくなった外国人技能実習生は9000人以上。
9000人の実習生は犯罪の温床になりますね。彼らはどのようにして生活しているのですか。
>8月23日放送のニュース: 「ベトナム人技能実習生の男ら3人が逮捕されました」 >失踪技能実習生は頼れる人が少ないことから犯罪に巻き込まれやすく、社会問題となっています。 >翌日、トゥンさんと共に向かったのは… >東京都内に事務所を置く、ベトナム人技能実習生を支援するNPO法人です。 >吉水慈豊代表:「1年わかる?2年目わかる?今2年目、日本に来て」 >トゥンさん:「はい」 >吉水慈豊代表:「おいしい?」 >トゥンさん:「おいしい。 >同じベトナムと」 >故郷の味、フォーを食べて落ち着いた様子。 >改めて今回の経緯を聞きました。 >浅川記者: 「なぜ技能実習生として日本に来たのですか?」 >トゥンさん: 「日本で経験を積んで、家族をサポートするためにお金を稼ぎたいからです」 >浅川記者: 「将来の夢は何ですか?」 >トゥンさん: 「日本でお金を稼ぎ、それを資本金にしてベトナムで農業の機械などの自営業をしたいと思っています」 >技能実習生はほとんどが非営利の監理団体が受け入れて、傘下の企業などで実習する形になっていて、外国人技能実習機構が監督しています。 >トゥンさんは妻と2人の子どもを養うため、約120万円の借金をして来日。 >団体を通して、県内の企業で去年から技能実習を始めました。 >しかし… >トゥンさん: 仕事は日本人と接する機会があまりないので、日本語能力が中々上達できないし、今解雇処分されて、これからどうするかわからない状態です。 >懲戒解雇通知書です。 >処分の理由には、いじめ行為や出勤拒否などが記載されています。 >トゥンさん: 「懲戒解雇の理由は会社がつけた理由で、正しくないです。 >例えばいじめということはなく今も仲良くしています」 >この企業に取材をすると… >トゥンさんの元技能実習先の企業 「本人から転籍・帰国をしたいという意向があり、会社でもいじめや機械を壊すなどトラブルがあったため、監理団体にも連絡して承諾しました。 >しかし、監理団体と本人が話をしておらず、退職日を設けていたのに退職届を書かないということで、やむを得ず会社都合となりました」 >住む場所が無くなった後は… >トゥンさん: 「寮から出されても監理団体が来てくれず、外で寝ました。 >きのうも迎えに来てくれず、充電とかWi-Fiもなくなったのに…」 >団体から事務所のある静岡まで電車で来るよう言われていましたが、日本語がほとんどわからず携帯の充電も切れてしまい、行き方がわからなかったといいます。
日本語が分からない人は日本ではどのようにして暮らすことになっているのですかね。
>日本での生活基盤を失ったトゥンさんが、最後の砦となる機構を訪れた結果… >団体の元へ戻り、新たな仕事を探すことになりました。 >しかし、団体の迎えは無く、機構も保護できないということで、3日間はNPO法人のシェルターで過ごすことになりました。 >NPO法人日越ともいき支援会 吉水慈豊代表:シェルターを用意しますとなったときに機構は監理団体が用意しろというふうに言うけど、うちは用意できない、これの行ったり来たりが始まります。
技能実習生本位の体制になっていませんね。
>機構によりますと、今回のケースでは団体が保護をしなければなりません。 >しかし団体のサポートが足りず、技能実習生が失踪して犯罪に巻き込まれるケースがあるのです。
団体のサポートを充実させる必要がありますね。団体の監督官庁は何を考えているのですかね。
>失踪技能実習生が問題となる中、政府の有識者会議は今は原則認められていない職場の変更について一定の要件を満たせば転籍ができるようにするなどの案を発表しています。
それは必要なことですね。
>NPO法人日越ともいき支援会 吉水慈豊代表:「今回のトゥンさんの場合も現行の制度でも支援できていないのにも関わらず、それプラス移行期間の保護は誰がやるのか、保護する住める場所は用意できるのかとか、これから話を詰めてもらいたいと思います」
泥縄式ですね。日本人は思考を停止しているから、自分自身の意見を持たない。マスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら情報を出しても、それが社会の木鐸の役割を果すことはない。 イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。 何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)
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