朝、９時半。
昼食会場となっているたまり邸imuimuさん宅へ、出前蕎麦打ち資機材一式を積んだ「蕎麦研号」到着。すぐに蕎麦打ちの準備にかかる。

少し遅れてこままさ師匠も到着。

今日の振る舞いは、スタッフも含めて全部で約３０人。
今日は蕎麦のみの振る舞いなので、蕎麦が足りなくなるといけない。
１人が２人前ずつ食べるとして、約６Ｋｇを打つことにした。

桜蕎麦１Ｋｇ
茶蕎麦１Ｋｇ
田舎蕎麦４Ｋｇ
合計　６Ｋｇ

の予定だったが、結局、桜蕎麦と茶蕎麦は外３の１．３Ｋｇずつ、田舎蕎麦は１．５Ｋｇを３回打って４．５Ｋｇ。合計７．１Ｋｇを打つこととなった。

まずはこままさ師匠とドルフィン、めだかさんが１．５Ｋｇずつスーパー安曇野を打った。

続いて、こままさ師匠が桜蕎麦に挑戦。
その前に、桜の葉っぱの準備だ。

塩抜きは、前の日からやっておいたほうがよかったのか？
ミキサーにかけた葉っぱの汁を入れるか？入れないか？
とにかく師匠も桜蕎麦を打つのは初めてとあって、やってみなくちゃわからない状態。とにかくやってみて、失敗したらしたで、みんなに食べてもらっちゃおう！
ってな感じで打つことになった。

蕎麦研メンバーも、早めに会場に到着していたスタッフも、みんな興味津々。のし台の周りに陣取り、師匠が打つのに見入っていた。

それでも、さすが師匠。なんとか無事打ちあがった。

う～ん！ほのかに桜の葉の香が漂ってきて、いかにもおいしそうだ。
早く食べた～い！

ここで、トラブル発生！ドルフィンのデジカメのメモリー切れ。
残念ながら茹で上がった桜蕎麦の写真は撮れませんでした～
ゴメン！

どなたか桜蕎麦と茶蕎麦の写真を撮った方、コメントに写真をアップしてもらえませんか～！
それと、食べた感想などをコメントに入れていただけるとありがたいです。
お願いしま～す！




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「なると」じゃないです

　　　　　　　　　　　　　　　白い打ち粉と比べると

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茶蕎麦はdojouさんが打ちました。

そば打ち前々日、ｄｏｊｏｕに街なかでバッタリ出くわしました。
手には桜の葉っぱの束を持って。
これ、どうすんの？？？

三色蕎麦、どれも特徴あり、とても美味でした。
が、わたしのお気に入りは「茶蕎麦」でした。
あの色・味・香は最高！！
今回も美味しく、楽しいひと時をありがとうございました。

　今回は、ひさびさに本当に真剣になりました。こんなに蕎麦打ちに真剣になったのは何年ぶりのことだろう？

　…で、突然ですが、アイヌのイヨマンテの儀式を思い出しました。アイヌは、生後数ヶ月の小熊を捕まえて、それを集落の真ん中の檻に入れて、２年ほどそれはそれは美味しいものを食べさせて、可愛がって育てます。そしてその小熊を熊たちの神の世界にお返しをする、これがイヨマンテです。

　その意味は、小熊に人間世界は美味しいものが沢山あって、楽しい幸せなところだよ、と熊の神たちに伝えて欲しいからです。それを聞いた熊の神はきっと「そうか、そんなに良いところだったら、ひとつ私もいってみようか」と思ってもらいたいからです。

　アイヌの人たちにとって、食べられたり利用できるものは皆、神様です。だから大人の熊なんて、肉も皮も熊の井の薬もこの世に持って現れてくれる最高の神なのです。だから逆にせっかく食べられようとこの世に出てきたのに、知られずに枯れて行く山菜の神様などはすねたりすることもあります。

　今回の桜蕎麦も随分喜んでくれました。そば粉も無事に蕎麦の神さまの世界に帰って「掛川のみんなは美味しく打ってくれて、『美味しい、美味しい』っていってくれるような蕎麦になれるよ」と伝えてくれないかな。
　そうしたら、次も美味しい粉が蕎麦になりたくて、我々の手元にやってくるんじゃなかろうか、と思ったりしたのです。

　蕎麦は上手に、美味しく打ってやらないと神様ががっかりするんです。

　蕎麦の【拷問】は言い方を変えたいものですね。なんだかかわいそうで。

　さあ、美味しい蕎麦にして帰って頂くために、練習練習～！

またまたご馳走さまでした！
昨日はそば研のみなさんが桜蕎麦に
果敢に挑戦する現場から目撃させてもらいました。
スリルですねー，サスペンスですねー。
楽しかった！

いつもおいしいお蕎麦を食べさせてもらっている裏には，
こういう試行錯誤があってこそなんだな～と納得しました。
桜蕎麦は，上品な桜色の中に葉の深緑が控えめに映え，
桜の風味がありました。
（ツユにつけちゃうとやっぱり消えちゃいますね）
茶蕎麦は色が鮮やか！桜とあわせて見目麗しき。

お客様たちも大変喜ばれたようで。
京都のライターの方は桜蕎麦を評して
たいへん「景色が良い」とおっしゃっていました。
「その季節のものを楽しめるというのは最高の贅沢であり
最高のおもてなしを受けた」と。
ファン層を全国区に広げたようです。

試食隊員としては，今回はたくさん食べられなかったので
次回を楽しみにしています。
よろしくおねがいします。

「前へ！前へ！前へ!」

桜蕎麦、ごちそうさまでした。
遅ればせながら、そばの写真を(^^ゞ

こままさ師匠が、「北の心の開拓記～東京再発見編」で、しっかり今日の様子を記録してくれました。
http://blog.goo.ne.jp/komamasa24goo/e/bed077461a3da…4a4326ec54

　いろいろと準備に苦労をかけました。でもなんだかんだいっても、とにかく新しいことに挑戦する気概が大切だと改めて思いました。もう出来ることにこだわってそこにとどまっていたのでは駄目なのです。前へ！前へ！前へ！

　今回は自分自身も初めてのトライアルだったので緊張したのと、真剣になりました。全てを忘れて目の前のことに真剣に取り組むのは、ストレス解消に繋がります。蕎麦打ちって本当に大人の遊びですね。

　さて、面白いと思うのは、掛川へ行くたびに手伝ってくれる知らない仲間がどんどん増えていること。増殖しているんですねえ。

　ではこの次までに、しっかりと復習をしておいてくださいね。

k-hatさん、ありがとうー！