私の北の心の開拓記の５月７日と８日の記事を是非読んでください。

　久々にプロの蕎麦屋さんのこだわりに触れて、かなりインスパイアされました。前向きな人たちの話を聞くとこちらも前向きになりますね。

　「一心」さんでは、丸抜きのなかから特に緑色の粒だけを選んで挽くことで緑色の蕎麦を作っているというのは驚きでした。製粉屋さんには選別する機械があるそうなのですが、ときたま選別の気がゆるむと粉の品質が変わるので分かってしまうのだそう。

　粉に対する徹底したこだわりは食べる味のありがたみを二倍にも三倍にもします。「選ぶ」という全てのことに選ぶなりの理由があるんですね。
　また、選んだからには他のとは違うと言うことが自分でも分かるということが大切。これがなければ職人にはなれないのです。

　蕎麦の知識よりも、そういう前向きな精神にインスパイアされることって大切。たくさんのお蕎麦屋さんへ行って、勇気を持ってご主人に蕎麦談義をふっかけてください。それも修行の一つ。
　もちろんお客さんのいない時をねらってお店に迷惑のかからないようにね。