農業特派員情報の「鳥獣害対策 ヒヨドリ・ムクドリ編(日本農業新聞)」
「鳥獣害対策 ヒヨドリ・ムクドリ編(日本農業新聞)」の書込一覧です。
鳥獣害対策 ヒヨドリ・ムクドリ編(日本農業新聞)
【閲覧数】1,751
2009年04月17日 11:32
市内に限らず、有害鳥獣被害で鳥による被害も大きな問題です。
先日はカラスについて紹介しました。
今回はヒヨドリ・ムクドリ編を紹介します。

↓↓↓ 鳥獣害対策 カラス編(日本農業新聞)はこちら ↓↓↓
http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/topic/topic_vi…pcd=130221

書き込み数は2件です。
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Re: 鳥獣害対策 ヒヨドリ・ムクドリ編(日本農業新聞)
【返信元】 鳥獣害対策 ヒヨドリ・ムクドリ編(日本農業新聞)
2009年04月22日 12:10
ヒヨドリとムクドリ㊦
<3㌢目の網で防止>
 有害鳥に共通の特徴は、個体数が多く、餌を求めて広範囲を探し回る習性があることだ。このため、収穫期の果樹園のような良い餌場には、多数の個体が集まりやすい。さらに、鳥が群れで餌を取る姿はほかの鳥たちの良い目印となるため、群れが群れを呼んで特定の園地に被害が集中することがある。
 果樹、野菜への被害を確実に防ぐには、防鳥網で遮断するのが良い。ムクドリ、ヒヨドリには3㌢目の網で良いが、スズメなど小型鳥の侵入も防ぐには2㌢目以下の網が必要だ。網は、たるまないようしっかりと張り、作物との間隔を十分あける。地際の固定が甘いと、すき間から鳥が侵入することがある。
 カラスで紹介したテグス、針金などを張る方法は、飛行の小回りが利くムクドリ、ヒヨドリには効果が期待できない。爆音機をはじめとする追い払い機器類も、慣れるため効果が長続きしない。そのため、もし使うなら、被害が最も大きくなる収穫直前の1週間以内ぐらいに限定した方が良い。
 出荷できなかった収穫物は、決して放置せずに穴を掘って埋めるなどの処理をしてほしい。こうした残り餌は、鳥獣を農地に誘引し、結果として農家に損害を与えることになるからだ。
Re: 鳥獣害対策 ヒヨドリ・ムクドリ編(日本農業新聞)
【返信元】 鳥獣害対策 ヒヨドリ・ムクドリ編(日本農業新聞)
2009年04月17日 11:42
ヒヨドリとムクドリ㊤
<集団で果実を食害>
 果樹などに加害する代表的な鳥類、ムクドリとヒヨドリ。農研機構・中央農業総合研究センター鳥獣害研究チームの百瀬浩サブチーム長に、その生態と被害対策を紹介してもらう。
     ◇
 両種ともスズメとハトの中間くらいの大きさで、ムクドリの方が丸みがあり、褐色でくちばしと脚が黄色く、耳障りな「ジャー」という声で鳴く。ヒヨドリは灰色でぼさぼさした感じの羽で、「ヒーヨ」「キー」などと鳴く。
 どちらも平地から丘陵地にかけて数多く生息し、ムクドリの方が開けた±地を、ヒヨドリは樹林を好む傾向がある。
 両種とも昆虫などのほかに木の実、果実を好む。桃やブドウ、リンゴ、柿など、さまざまな果樹を加害するが、かんきつ類を食べるのはヒヨドリの方だ。ムクドリは夏ごろから大きな群れを作り、桃やブドウ、リンゴ、柿などの収穫期に集団で園地に飛来して食害する。
 ヒヨドリも、自然の木の実などが少なくなる冬期には山から里へ、そして北から南へと移動し、集団で小松菜などの葉菜類やかんきつ類を加害する。移動の規模は、自然の餌である木の実の豊凶に影響されることが分かっている。木の実が少ない年は多くの個体が南へ移動するため、特に西南日本でヒヨドリの数が増え、被害が大きくなると考えられる。最近では、被害量は1年置きに増減を繰り返す傾向を見せている。