掛川市では、毎年「掛川市自然環境調査」を市民ボランティアの皆さんの協力を得て行っています。
来年度は、帰化植物について行う予定です。それに先立ち、タンポポの調査をしていただくボランティアを募集しています。
タンポポはどこにでも見られる植物ですが、1960年頃から少しずつその種類が変わってきています。
以前から日本にあったタンポポ（在来タンポポ）に代わり、外国から来たタンポポ（外来タンポポ）の数が増えています。在来タンポポは、土地の改変が行われていないところに多く見られるのに対し、外来タンポポは工事等で土地の改変をした所で増えてきます。
タンポポの種類を調べることにより、地域の自然の豊かさがわかります。
ボランティアの皆さんにはさらに在来タンポポの種類や、外来タンポポの種類についても調べていただく予定です。
タンポポについて詳しく知りたい方はぜひご参加ください。

わかりました。注意してみてみます。

今年は暖かいのでタンポポも早く咲き始めています。
今まで外来タンポポはしっかり区別をしていなかったので今年はセイヨウトンポポとアカミタンポポのどちらが多いか調べてみようと思って綿毛の付いているタンポポが目に付いたら見るようにしています。
今までの結果では、アカミタンポポが圧倒的に多く、セイヨウタンポポはほとんど見られません。
全国のタンポポ調査では、都会に行くほどアカミタンポポが多いと言われていますが、掛川は都会になってしまったのでしょうか。写真はアカミタンポポの綿毛です。セイヨウタンポポの種は灰褐色ですがアカミタンポポの種は褐色です。今綿毛が付いているタンポポは全て外来タンポポなので、見てみてください。

掛一小に今日行ってきました。
掛一小の職員室前の庭のタンポポは在来種でした。
まちなかではめずらしいと思います。
めだかは絶滅したと思われる掛一小学区ですが、
たんぽぽはまだ在来種が少しはあるようです。
これから気をつけて上張や杉谷方面も見てみます。