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掛川市立北中学校の「3学期始業式① 校長式辞」
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3学期始業式① 校長式辞
【閲覧数】79
2025年01月07日 09:12
掛川北中
おはようございます。13日間の冬休みはどうだったでしょうか。計画通りに過ごせましたか。三学期は49日と短いですが、とても重要な日々となります。3年生は多くの人が自分の進路を決める入学試験に挑みます。1.2年生は次の学年に向けた準備期間となります。4月からの令和7年度、いいスタートを切るための三学期。気持ちを引き締めて、頑張っていきましょう。
今日は「過去ではなく、未来を見据え今を大事にしよう」というお話をします。仏教を始めたお釈迦様の弟子のキサーゴータミーという女性に関するお話です。お釈迦様の弟子になる前、彼女は自分の子供を病気で失います。子供を亡くしたキサーゴータミーは、悲しみに打ちひしがれ「どうして私だけこんな目に合わなければならないの?」と苦しみます。心を病んでしまった彼女は「この子を生き返らせる薬をください」と子供の亡骸を抱えたまま、家々を訪ね始めます。しかし「生き返る薬」なんてどの家にもありません。それでも家から家へと訪ね歩きました。するとある人が「お釈迦様ならあなたの願いを聞いてくれるかもしれない」と教えてくれます。
彼女はお釈迦様の元に行き「この子を生き返らせる薬をください」と訴えます。お釈迦様は「わかりました。その薬を作るにはケシの実が必要です。」と言いました。更に「ただし、そのケシの実は今まで死者が出たことのない家からもらってくる必要があります。」彼女は再び町へ戻り、家々を訪ねます。「ケシの実をください。」インドの話ですからケシの実は香辛料としてよく使われるので、どこの家にもある物です。生き返る薬とは違い「あげますよ」と言ってくれる家がすぐ見つかりました。しかし、彼女が「今までこの家から死者は出ていないですか?」と問うと「実はこの間おばあちゃんが」と家の人が言いました。しかたなく次の家へ向かい、また同じように尋ねます。すると「何年か前におじいさんが」次の家でも「何年か前に夫が」また次の家でも「この子が生まれてすぐに妻が」「何番目の子供が事故で」「この間おじさんが」家系をたどっていけば死者の出ていない家なんて、あるはずがありません。彼女は家々を訪ね歩くうちに気がつきます。「死は誰にでもやってくる。自分だけが特別不幸に見舞われたわけじゃない。誰もが親しい人との別れという苦しみを背負って生きている。」彼女はお墓をつくり、子供の亡骸を弔います。その後、お釈迦様の弟子となり、自分自身の人生を再び歩み始めます。
キサーゴータミーは「死は誰にでもやってくる。つらいのは自分だけじゃない。」この気づきにより、苦しみから立ち直りました。子供を亡くした悲しみのあまり当たり前の事が見えなくなっていたのです。また、私たちを苦しめ、悩ませ、迷わせるのは親しい人との別れだけではありません。
これも仏教用語ですが、四苦八苦と言います。四苦とは生老病死。老いや病気やケガ、死はもちろん、生きること自体が苦しみの連続です。他にも大切な人や大好きな人ともいつかは別れなければならない苦しみ。逆に大嫌いな人、顔も見たくない人に出会ってしまう苦しみ。欲しい物が手に入らない、願いがかなわない苦しみ。自分の心や、身体すら思い通りにならない苦しみ。これらをまとめて四苦八苦と言いますが、様々な機器が発明され、人との接触や情報が増えた現代は苦しみや悩み、迷いがさらに大きくなっているかもしれません。
しかし、それは自分だけではなく、だれもが同じような苦しみを抱えながら生きています。大金持ちや世界チャンピオンにも、私たちと同じように苦しみ、悩み、迷いがあります。「自分だけではない」このことが本当にわかってくると、身の周りで起きたことにいちいち反応したり、いいとか悪いとかの区別をつけて一喜一憂したりすることが意味のないことだと気づきます。起きてしまった過去にとらわれて、止まってしまうのではなく、今と未来を見て、一歩ずつ進んでいくことが大切なのです。
三学期は、自分のこれからを決める大切な時期です。過去にこだわるのではなく、未来を見すえ、今すべきことは何かに注目して行動してみてください。以上です。
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