掛川市立北中学校の「1学期終業式 校長式辞」
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1学期終業式 校長式辞
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2025年07月22日 09:27
 皆さん、おはようございます。4月7日にスタートした一学期が今日で終わります。この三ヵ月半はどうだったでしょうか。「頑張った、まあまあだった、もっと頑張れた」など人それぞれだと思います。私としては少し残念なことが続き、北中が心配になり「学習用iPadやスマホを正しく使おう」「自浄能力の働くクラスになろう」という校長メッセージを出しました。校長職に就いて4年になりますが、初めてこうした物を出しました。書いてくれた感想は全て読ませてもらいましたが、私の思いが皆さんの心に届いたと感じました。

 さて、今日は「想像力を働かせよう」という話をします。まず、質問です。「今から十数年前、あなたが生まれたことを喜んでくれたであろう人をたくさんあげてください。」少し時間を取ります。近くの人と相談してもいいです。どうぞ。
 担任の先生は黒板の前に出て、板書をお願いします。生まれたことを喜んでくれたであろう人を担任の先生に伝えてください。
ありがとうございました。担任の先生は席にお戻りください。
 お父さんやお母さん、兄弟姉妹、じいじやばあば、おじさんやおばさんなどの家族や親戚の人たち、それらの人たちの会社の同僚や友達、隣近所の人など多くの人があなたの誕生を祝福してくれました。そして、こうした人たちが中学生になったあなたに期待したり、応援したりしてくれています。本当にありがたいことです。ですが、もしあなたが良くない行いや、自分のためにならない行いをしたら、あなたの誕生を喜んでくれた人たちはどう思うでしょうか。ちょっと想像すればわかりますが、悲しくなったり、つらい気持ちになったりするでしょう。普段からあなたのことを考えてくれ、期待してくれている人たちですから、頑張って欲しい、真っすぐ成長して欲しいと願っています。あなたが良くないことをすれば、つらい気持ちになるのは当たり前、期待や応援を裏切るようなことは絶対してはいけません。

 明日からの夏休みは普段と違い、あなた自身がその時その場で考え、判断、行動する場面が増えます。そこで大切なのが「想像力」です。「それをしたらどうなる」「こちらを選んだらどうなる」「これは大切な人をつらい気持ちにさせるヤツじゃないか」その判断、行動によって生じる結果や影響を想像しましょう。皆さんは中学生です。善悪の判断はできるはずです。その時の楽しさやおもしろさを優先した先に、何が待っているかよくよく考えましょう。また、想像力を働かせて、あなたのことを想い、期待してくれている人たちを思い浮かべましょう。そういう人たちを悲しませないためにも、良くないことや自分のためにならないことはしっかり考え判断し、グッとこらえましょう。さらに信じていい人と危ない人を見極める目も大切です。あなたをよくない方向に誘う人は信じてはいけない危ない人ですし、そんな人は友達でも何でもありません。自分を大切にしてください。あなたのことを考えてくれ、期待してくれる人たちを悲しませてはいけません。

 最後になりますが、私から皆さんにお願いです。夏の北斗星の共通課題「戦後80年記念平和課題」についてです。今年は太平洋戦争が終わって80年の節目の年。8月15日の終戦の日の前後は、テレビなどで戦争や平和をテーマとした番組や映画、アニメ、ドラマなどがたくさん放送されます。そうした物を1つでいいのでしっかり見て欲しいです。戦争をテーマにした小説や漫画などでもいいです。そしてその感想を全校クラスルームにあるGoogleフォームから投稿してください。80年ほど前に日本や世界で起きていたことを知り、考えてみてください。これから先、第三次世界大戦が起きないとは誰にも言えません。事実、ウクライナや中東では今も戦争が行われています。日本や世界が戦争に向かおうとした時、私たちは考え、判断し、行動しなくてはいけません。そのためには、戦争の事実や恐ろしさ、怖さ、ひどさなどを知ることが大切です。あなたやあなたの周りの大切な人に二度と戦争の悲しさやつらさを体験させてはいけない、その決意と信念を持ちたいです。
 それでは、8月25日に皆さんの元気な姿と再会できることを願って、私のお話を終わります。

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