学校に無事到着した子どもたち。校長が再び登場し、児童にこの長い旅の意義を問うと、「こあくんを助けるためー。」覚えていてくれて良かったと、ホッとしつつ、答え合わせをしました。すると、子どもたちが教えてくれた数字で宝の箱の鍵が開いたのです。そして、中から登場したのは、和田岡地区に古代から伝わる最強の武器「サイコバスター」。そのかっこよさに子どもたちから大歓声が沸き起こりました。そこへ悪の組織「雨穴軍団」の2人がこあくんをつれて再登場。一度は大けがを負わされた校長がサイコバスターを手に雨穴軍団に立ち向かいます。「こあくんは絶対に俺が助け出す。このサイコバスターを受けてみろ!」サイコバスターが火を噴くと雨穴軍団は力が抜けて、動けなくなってしまいました。そして、ついにこあくんは和田岡っ子のところに帰ってきたのです。最高のハッピーエンド、かと思いきや、そこに現れた新たな敵。「おい、校長先生、こいつら2人を倒したくらいで勝った気になるなよ。こいつらは闇バイトで募集した単なる実行役だ。私こそ、悪の組織、雨穴軍団の隊長・ワーニー大佐だ。よろしく。和田岡小学校と私の戦いはまだ始まったばかり。次こそはこあくんを奪っていくからな。覚えておけ。ハーッハハ。」そういうと、ワーニー大佐は2人の仲間を連れて去って行きました。最後に教頭先生がこんなお話をしてくださいました。「こうして和田岡小に平和が戻ってきました。しかし、悪の組織・雨穴軍団は、これからも和田岡小を、そして、こあくんを狙ってくるでしょう。雨穴軍団に対抗するには、サイコバスターよりももっと強力な武器が必要です。その武器とは、皆さんが和田岡地区の歴史について知ることです。今度また雨穴軍団が襲ってきても、すぐに撃退できるように、みんなで地域の歴史についてしっかり勉強していきましょう。続く。」
こうして楽しい和田岡小歴史探訪の日が終わっていきました。今日も子どもたちの一生懸命がんばる姿。そして、たくさんの笑顔を見ることができました。また、同行してくださったり、途中見守ってくださったりした保護者の皆様にも感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました。