私は今年度から菩提寺の護寺会(檀家の会)の理事になりました。
ところが昨年から深刻な問題を抱えています。
私たちの墓地は山の急斜面に段々畑のように建っています。
もう数百年前からずっとそうなっていたそうです。
しかし、昨年秋の大雨(時間雨量推定100ミリ)で地すべりを起こし始め墓地の一部には、いみり(亀裂)が入っています。
今後さらに記録的な豪雨に見舞われた場合、墓地が土石流となって下の民家に崩れ落ちる危険性があるということで先月地盤調査を行い、その報告を聞いて対策を検討しています。
先週の報告会では崩れた始めた部分のみの補修の話題でしたが、今夜は「墓地のある“山全体”が動いている」ということを聞きました。
ということは山を削って平地(崩れない程度の斜面)にするのがベストです。
それには調査、造成工事、お墓の一時引越し(どこへ?)、そしてまた元に戻るなど莫大な費用が掛かります。
それもやるとしたら一致団結して動く必要性があります。
一番の心配として「我が家は他の墓地に引っ越すよ」という檀家さんが出てくる可能性は大いにあります。
そうすると残った檀家の負担は更に大きくなっていきます。
深刻な問題を抱えてしまいました。